2004.11.28

きのうのサンボ見た?

サンボマスターファンのみなさんこんばんは。
きのうの深夜のフジはサンボマスター祭りでしたね!
僕らの音楽』の出演は番宣で知ってたけど、『FACTORY』は偶然見るまでまったく知らなくてですね、思わぬラッキーに驚いてしまったわけですよ。公式ページをしばらく見ていなくて失敗失敗あぶなかった。
私は新しいファンなのでまだライブに行ったことはないし、テレビでもそんなに見たことがないので動く彼らを見ることはとっても楽しいのです。『僕らの音楽』では熱く語る山口隆を、『FACTORY』では熱唱する山口隆を堪能しました。熱いぞ! 山口!! かっこいいぞ! 山口!! てかいい人っぽいぞ! なんか真面目だなぁこの人、と思ったわけですよ、みなさん。真摯な音楽への取り組みに感心するのでした。フロント山口はやはり目立ってしまうけど近藤くんも木内くんもとてもいい感じですね。私はしろうとなので技術的なことはわからんのですが、3人の結束の強さはひしひしと感じましたです。

ところで山口くんはファンにはなんて呼ばれているのかしら。山ぴょん、とか隆ピー、とか絶対呼ばれてないとは思うけど。やっぱ「山口」か?

ウチ地上波しか見られないけど衛星契約しちゃおうかしらん、な勢い。
来年のクアトロは行きたいなぁ。

▼12月1日発売!
seisyun
青春狂騒曲
サンボマスター

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2004.10.25

奥田民生ソロ10周年

先日テレ朝で深夜放送していた『奥田民生ソロ10周年記念企画 Music Garage』という番組を見た。
いやぁ、いいですなぁ、民生。月並みな感想ではございますが、気取らない普通の言葉から紡ぎ出される奥の深い歌詞! 何でしょう、この大物感。
年がバレるのでイヤなんですけども、民生と私(並べて恐縮です)とはかなり同世代なんです。
あれはバンドブームの頃のことじゃった…。若造のくせになんだかやたら異彩を放つバンドがあったのじゃ。名をユニコーンといった。そのユニコーン、かなり気になってはいたのだが、その頃私は人生で一番貧乏だったのでライブにも行かずにCDも買わずにただ気にだけしていた。イカ天のメジャーランキングかなんかで『大迷惑』とか聴きながら。なんかそれまでそんな若いバンドを好きになったことがなかったので、ロックバンドは自分より大人の主義主張がある人のものだ! と決めつけていたフシもあり、ちょっと認めてあげたくないような反抗心もあったのかも。でも民生はそんな若造の頃から妙にどっしりと飄々と、大物感漂う人だったのだ。認めざるを得ないなぁと思ったのは『すばらしい日々』の頃かなぁ。なんだか泣けたもの。でもそうこうしてるうちに解散しちゃったんだよね〜。私にとってユニコーンは幻のバンドとなってしまいました。

ソロになって渋さも増した(つかオヤジになった)民生さんのアルバム久しぶりに聴きましたですよ。最近アルバム買うのサボってたし。こうたろうさんのblogでも薦めてたし。いや、イーネッ! 私も『何と言う』が一番気に入りです。まだ聴きこんでないからまた変わってくるかもしれないけど。

B0002T233Q.09.LZZZZZZZ
LION
奥田民生

そうだ、番組の話だった。
この番組、ゲストも良かった。ぐっさんが進行役でマサムネ、トータス、そしてサンボマスター山口隆。私ただ今イチオシロックバンドのサンボマスター(過去ログ参照:ほんとにほめておるのですってば)山口くんが動いて歌うのを初めて見た。かっこいい…という形容はちと違うが魂の底力を見た気がしたね、ウン! 山口くんちょい緊張していたようですが、魂込めて熱唱してる横でやはり飄々と歌ってる民生がなんだか、らしくていいなと思った。貴重なセッションでした。スピッツもウルフルズも好きなので、このゲストは私的に大満足だったです。再放送しないかなー。

最近民生がblogを始めたというので見てみた。
ブログOT
「OT」ってのはYO-KINGがつけたのね。ラジオでもずっと言ってるけどさっぱり定着しませんな。いいんじゃないの? 民生で。まぁでもご本人が気に入っていらっしゃるようなので、
「ブログOT、みんな見ましょう」(後松一枝風)

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2004.10.11

ジョアン・ジルベルト東京公演

昨年の感動以来、再来日決定から楽しみにしていた東京公演に10日、行ってきた。
どうせ開始時間は遅れるだろうとタカを括っていた私は開演時間ギリギリに着く予定で家を出た。しかし、こんな時に限ってボケたことをするもので、丸の内線を逆方向に乗ってしまった。途中で気づいて引き返したがずいぶん時間をロスしてしまった。5時着は無理だ。よかった、友達に先にチケット渡して現地集合にしておいて。ちょっと慌てながら地下鉄の中で考えた。
「国際フォーラムってどのへんだっけ」
もちろん去年もジョアン・ジルベルトのコンサートはここで行われているし、何度か足を運んだことはあるし、前を通ったことならもっとある。銀座から程近い距離と言う記憶はあるが、最寄駅が思い出せない。去年は確か、駅出口から入り口がつながった所で友人と待ち合わせしたんだけどどの駅だっけ…。方向音痴なんだからちゃんと調べて出て行くべきだった。ウカツ。とりあえず銀座で降りた。国際フォーラムに行く出口C9から外に出たが建物が見えない。この時点でもう5時回ってた。路上に地図を見つけて、探したら、あった! 国際フォーラム。地図を読むことが苦手でちょっとモタモタしたが建物を見つけた。
「ゲ。結構距離あるなぁ」
走った。まぁジョアンのことだから4、50分は開演が遅れるだろうから大丈夫だとは思うけど。国際フォーラムに着いてからも館内が広くてホールAを探すのにまたモタついた。去年はすんなり行けたのにな。ダフ屋のオジサンっぽいグループが
「コンサートはあっちだよ」
と教えてくれた。
ようやく着いたのが20分頃。
ロビーはほとんどスタッフだけで静かになっている。イヤな予感がよぎる。エスカレーターを駆け登っていると、カップルが道をふさいでいた。妙にのんびりしていたので、
「まだ始まっていないんですか?」
と尋ねたら
「え〜? まだでしょう?」
との返事。
その返事に安心して走るのをやめた。
「あはは、そうですよね。ジョアンですもんね」
うそつきー!!
扉を開けたらコンサートは始まってた。
ちょうど1曲目が始まったばかりだが、最初から観たかった。あのとき走るのを止めなければ…。後悔。曲間を見計らって席に着いたが、あのとき前を横切られた皆さん、本当にごめんなさいごめんなさい。ジョアン・ジルベルトさんにもごめんなさい。それにしても20数分遅れで開演とは早いですのぅ。7日もそのくらいだったようだが知らなかった。「ほぼ日」読んでおけばよかった。

たどり着けない不安やイライラはすぐに解消された。
ああ…気持ちいいー。会場がふわ〜っとa波で満たされるかんじ。
優しく、せつなく、なんていいんだーっ!
コンサートとか芝居の感想って難しい。だっていいものはいいとしか言えない。そのときの感動を伝えるボキャブラリーが私にはないの。
今や名物のフリーズ(今回5分くらいかな)。去年は寝てしまったのかと思ったけれど、微動だにしないでその間、ジョアンは何を思っているんだろうかと思っていたら、パンフレットに、一つ一つの心を数え、一人一人にアリガトを言っているのだと書かれていた。なるほどぉ。

私はジョアン・ジルベルトを聴きながらよくお酒を飲む。なーんかいい気持ちになるんだよね。
昔、ジョアン・ジルベルトを教えてくれたのは友人のEちゃんだった。ふたりで仕事をしながら聴いていたとき、
「夏の終わりの海岸で聴きたいね〜」
と私が言ったらEちゃんは
「いや、冬がいいの。あったかくした室内で聴くと、すごくいいよ」。
そうか、と思って冬によく聴いている。お酒もいいけどココアとか飲みながらも心の底まであったまる気がして、とってもいい。でもね、生は格別。飲み物も、空調もいらない。
本当にいいコンサートだった。

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2004.10.08

音楽とルックス

個人的な印象なので反対意見も多いことと思うが、ヒップホップってあまりルックスを重視されないよね?
このジャンル、あまり詳しくないのだが、わ〜、かっこいい!! っていうタイプの人を見たことがない。
特にブサイクとは思わないけど、好感を持つにしても、いい人そう…という印象になることが多い。アイドル歌謡やロックに比べて、肥満率が高い気もするし。b-boy系のゆったりした服装がぜい肉の増加を許してしまうのかも。
現代は研ぎすまされたかんじよりリラックスできるほうが癒されるし好まれるのかな。それにしちゃ肥満女子は一向に地位が向上しないけど。フン
ヒップホップが好きな人たちとの美的感覚のズレもあるのかもしれない。

実力主義で、一番ルックスが重視されそうにない気がするのはクラシックだが、実際日本のクラシックの音楽家の女性を見ると、なぜか美人が多い気がする。世界的なコンクールで受賞したとか、海外留学してたとか、実力重視なはずなのに、美人。育ちがいいせいなのか。

アイドルはもちろんルックスが大事だが、ロックもルックスの重要度は高いと思う。
アイドルとの違いは、王子様的ルックスにまでなると、逆にマイナスだということ。あまりに美形だと、「ビジュアル系」と括られたり、せっかく苦労してよい曲を作っても婦女子しか曲を聴いてくれなかったりする。
「曲だってすっごくいいんだから〜〜」
と婦女子が声高に叫んだところで逆効果。
ヒット飛ばしたところで、同性に支持されないとなかなか大成いたしません。
ロックで長年活躍している人って、特別美形、というんじゃなくても骨っぽさとか、生き様とかにかっこよさがある。よーく見るとどこにでもいるお兄ちゃんなのに、歌い出すと、楽器を演奏すると、かっこいいのだ。

ラジオを聴いていて、サンボマスターというバンドが好きになった。メジャーファーストアルバムが出た頃だったか。しばらくバンドの名前も記憶していなかったけど曲がかかるたび気になってた。激しい日本語ロックがめちゃめちゃかっこいい。
楽曲もかっこいいがボーカルの声がすごくいい。ずっと気になっていたのでCDを購入することに。私は音楽誌もめっきり買わないし、テレビでも見かけず(深夜のライブ番組等に時々出ているらしい)姿を見たことがないそのサンボマスターのヴォーカルをこう想像していた。

「きっと若い時の甲本ヒロトとか町蔵みたいなギラギラ眼光の鋭い痩せぎすの青年に違いない」

ジャケ写のそこにいたのは、矢崎滋とか、カンニングの眼鏡の人みたいなオモシロフェイスのお兄ちゃんだった。
迷わずショップですぐ買える数枚を買ったが、どんなライブをやっているのか興味深い。どんなふうに歌っているんだろう。公式HPに写真はあるけど動いてないからわかんない。オモシロフェイスでも、一旦ステージに上がるとやっぱりかっこいいんだろうか。サンボマスターはどんどん売れている。たとえ婦女子がキャアキャア言わなくても、支持層は厚い。

▼ね?
utsukushiki
美しき人間の日々 (CCCD)

▼松尾スズキ監督『恋の門』主題歌ッス
sambo
月に咲く花のようになるの

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2004.10.01

愛し愛されて生きるのね

♪10年前の僕らは胸をいためて「いとしのエリー」なんて聴いてた、って歌ってた『愛し愛されて生きるのさ』を聴いてたのはもう10年前だ。最近テレビCMで頻繁に耳にする。懐かしい…。

渋谷系、といわれるポップスが好きだった。
彼らのほとんどがその括りを嫌っていたし私もその頃には既に渋谷はちょっと苦手な場所だったけど。でも地名はあんまり関係ないね。「新宿系」椎名林檎だって代官山に住んでるって噂昔聞いたことある。結婚する前だけど。歌舞伎町に住めとは言わないけど新宿7丁目あたりのマンションに住んでほしかった。

違う違う、林檎ちゃんの話ではない。渋谷系のことを書こうと思ったのだ。
流行った頃私は下積み時代で家と会社の往復だけの毎日だった。
帰宅も遅かったから『モグラネグラ』も見れなかった。
渋谷系が全部好きだったわけじゃない。カテゴリーの定義がよくわからないけど、ICEはなんか違うなぁと感じてた。ピチカート・ファイブは視覚的なアプローチは大変気に入ってたけど音楽そのものには特別な関心は持てなかったしなー。カラオケで歌いやすいってくらいで。好きだったのはオリジナル・ラブやフリッパーズ・ギター、ラブ・タンバリンズなど。

▼名盤ッスよ
B00005GLJB.09.TZZZZZZZ
LIFE

そんな中、創刊された音楽誌『バァフアウト!』。
最初の頃はカラーページもなくて、広告収入もなさそうな経営大変そうな雑誌だったけど、とりあげる人選が魅力的でインタビューの切り口がおもしろかったし、それにデザインがめちゃめちゃかっこよかった。真似したっけな〜レイアウト。その後売れたのか広告もついてカラーページも増えたけど最初の頃のほうが好きだったな。

つい懐かしくて思い出話。
なんかうまくまとまりません。何書きたかったんだっけ…。
10年って懐かしいけどやっぱり振り返るにはちょっと近すぎてうまくまとめるにはもう少し寝かしたほうがいいのかも。書きたいこと思いついたらまた続き書きます。

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2004.08.08

サマージャム'04

今日も暑〜い一日になりそうです、と思ったら
やっぱり暑かった。
今年も夏の野外イベントに行かぬまま
関東近辺の大きなイベントほぼ終わっちゃった。
フジロックもロックオデッセイもサマソニも。
神宮の花火くらい見たかったなぁ。

ところで「80's JAM OVER JAPAN」というイベントをご存じ?
80'sってくらいなので80年代に催されたニッポン放送主催のイベントです。
いつまでこの名前で開催されていたか定かではないけれど
日本の大都市数カ所に渡って、有名な国内ミュージシャンが集う
かなり大々的なイベントでした。
私は地方に住む貧乏なガキんちょだったので行ったことはありませんでしたが
毎年豪華な出演アーティストのラインナップを見ては
華やかなステージを夢見たものでした。
どんな顔ぶれだったか、
もうあんまり覚えてませんが(だって行ってないし)
はじめの頃はサザンとかハウンドドッグとか佐野元春とかだったように思います。
ビッグでしょ? ビッグだったですよ。なんとなく。
こういったイベントをAM局が主催することって最近はあまりないのかなぁ?
このイベントが日本で開催する、
今みたいな大きなイベントの走りだったように思います。
もしもそれよりも前から有名な大イベントがあったらすみません。
なんだかうまくまとまらないけどぼんやり思い出したので書いてみました。
うまくまとまらないのは今日に限った事じゃないけど、
なーんかボケております。
誰のせい? それはアレだ、夏のせい♪
ってことで。

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2004.07.11

歌はいいね…

お気に入りののお店、新宿御苑そばにある
ISAKAYA GREEN ONIONでバイトしている
まえぞうくんがライブをするというので観に行った。
GOGOTSU(ごごつ)というバンドだということは聞いたが、
音楽は聴いた事がない。

「デスメタルとかじゃないよね〜?」
「違いますよ。アコースティックです」

そりゃ聴きやすそうだ、ということで
六本木EDGEへ。
4バンド出て、出番は9時以降じゃないかと聞いていたので
8時半頃着いた。
まだGOGOTSUの前のバンドが始まるところだった。
う〜ん、観客はまばら。
でも80年代に旭川で観た子供ばんどのときよりは多かったけどね。
知り合いと会って、3人でしっかり椅子を確保。
壁ぎわにどっしり座って店内の平均年齢を上げた。
前のバンドが終わって、
いよいよGOGOTSUが出たときはすでに10時頃だったようだ。
急にお客さんが増え出し、いっぱいになった。GOGOTSUはトリだった。
固定ファンがいっぱいいるんだなぁ。
GOGOTSUはアコギ2本とパーカッションの3人編成。
曲が始まってびっくり。
おわっ! うまーい!!
てっきり趣味でやっていると思っていたら、
プロ志向だというのがはっきりわかった。
舐めてましたっごめんなさい。
3人とも歌うんだけどこれが上手いんですよみなさん。
曲も優しいのあり、ノリのいいのありで大変楽しませてもらった。
1stアルバムが出たばかりで、
これから西日本ツアーが始まるそうだ。
ガンバレGOGOTSU♪

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2004.07.09

CDを買いに

一度サボり癖がつくとなかなか復帰できない。
仕事は落ち着いたものの…。
書き始めたのは9日なんだけどアップするのはすでに15日。
しばらくこんなのが続くと思いますがお許しください。

久しぶりにCDを買った。
Crystal Kayの『CK5』。
Crystal Kayがデビューした頃というのは宇多田ヒカルとか倉木ナントカとか
年の若いシンガーが続けてデビューした頃だったと思う。
「最近の10代は上手いねぇ」などと感心しつつ遠巻きに眺めていたのだが
Crystal Kayいいわ〜とつくづく思ったのが
それからややあって、映画『サトラレ』の主題歌『LOST CHILD』のリリース時。
えらく気に入ってしまい、シングルを買った。
今回のアルバムは『Lost Child』が入っているし
聴き憶えのあるタイアップ曲で構成されていて
ベスト盤的な意味合いが深いのでお買得だと思った。

「初回限定盤になさいますか?」とショップ販売員。
「初回限定はどう違います?」と私。
「300円くらい高いですがDVDがついてます」
「じゃあそれにします」

最近DVD付きって多いんだなぁ。お得感倍増。
ホクホクしながら帰路についた。

私は最近パソコンでCDを聴いている。
MD・CDラジカセを友人に貸しているためだ。
音響関係はまったくいじっていないので音はよくないけど、
もともとこだわらないタイプなので聴ければいいのだ。
ところが家で買ったCDを見てみると
「CCCD」と書いてある。言わずと知れたコピーコントロール。
ハードを壊すとかそういう問題以前に、
ウチ、Macなんです。
なんでCCCDはMacに対応しないのだろう。少数派は無視かよぅ。
CCCDって結構増えているんだろうか。
何年か前はエイベックスだけだったのに。
エイベックスのアーティストはスカパラとm-floくらいしか聴かないので
それほど気にしていなかったけど困っちゃうなぁ。まったく。
そんなわけで未だに聴けてない。

▼早く聴きたいなぁ
ck5
CK5(初回生産限定盤)(CCCD)

▼これ大好き
lostchild
藤原ヒロシ+大沢伸一feat.Crystal Kay『Lost Child』

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2004.06.18

ジョアン・ジルベルト再来日

ラジオを聴いていたらジョアン・ジルベルト再来日のニュースが。
ジョアン・ジルベルトといえば元祖ボサノバである。
彼は72歳。昨年の来日は最初で最後なのでは? なんて勝手に思っていたが
早くも再来日が決定してとてもうれしい。

昨年9月の東京国際フォーラムのコンサートでは
すばらしいステージを見せてくれた。
特別セットみたいなものはなく、
ステージにはギターを持った本人のみのシンプルな構成。
私は9月16日最終日に行ったのだが、
本人が到着せず開演が1時間ほど遅れたけれど
おそらく怒っている観客は一人もいなかったと思う。
みんな「ジョアン流」を楽しんでいた。
囁くような歌声に皆が魅了された。
そしてアンコールを1曲終わらせたあと、
ジョアン・ジルベルトはステージ上で固まったまま沈黙してしまった。
鳴り止まぬアンコールの手拍子の中15分以上も身動きしない。
観客に何か求めているのか、それとも何かに怒っているのか、
体調でも悪くなったのか。
不安ながらも手拍子を続けていると、
スタッフがステージに現れ、彼の肩をトントンと軽く叩いた。
すると彼は再び動きだしてアンコール曲をその後10曲位続けたのだ。
—あれってやっぱり寝てたのかしら。
さすが大物だ。
コンサートの途中で、しかもアンコールの歓声の中、寝ちゃうなんて!
何とも思い出深いコンサートになった。
彼も日本でのコンサートに大変満足し、
オーディエンスを気に入ってくれたと話には聞いていたが、
早い時期での再来日の決定にその話は本当だったんだなぁとうれしく思った。

今度も国際フォーラムで、10月6、7、10、11日の4日公演だそうなので
前回見逃した方も行かれてみてはいかがでしょう。
ホントに、絶対いいと思いますよ。

↓定番ですが私のイチオシ
B00008KJU4.09.MZZZZZZZ
ゲッツ/ジルベルト

↓昨年のライブ盤
B000185DHG.09.MZZZZZZZ
ジョアン・ジルベルト・イン・トーキョー

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2004.05.19

海外盤CD輸入禁止に反対します

海外盤CD輸入禁止に反対
ここらで手を挙げておかないと本当に法案が通ってしまいそうで恐い。
ネットではあちこちで反対の声を聞くけれど
イマイチ、テレビ等のメディアの反応が鈍いように思う。
私はあまりたくさんCDを買うほうではないが、
洋楽CDを買うときはまず輸入盤を探す。
こんな法案通ったらすごく迷惑だ。
反対ゼロで参院を通ったということに驚いた。
国会で話し合う人たちにとってはどうでもいいことなのだ。
2500円で買えたCDが3000円超えようと、
国内盤が出ているCDの海外盤が買えなくなろうと、
国内盤が出ていないCDまで入手困難になろうと。
年金といっしょ。
議員さんにはぜーんぜん大した問題じゃないのだ。
しかしなぜここまで大手レコード会社ばかり保護されるのか。
日本のレコード会社は再版制度で保護されてるんだからいいじゃん。
ディスカウントショップなどで売られる
邦楽の逆輸入盤を禁止するのはまだわかる。
なんで正規輸入盤まで一緒にされなくてはいけないのか。
ちゃんと分けてくれないと困る。
署名運動にはたして効果があるのかわからないが
他に為す術がないのでやってみた。
音楽を好きな人はこんなくだらない鎖国には反対しましょう。

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