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2005.03.14

ALCOTTを歩こうっと(反省)

三越新宿店の改装がほぼ終わったようだ。
正確には3月31日(木)にALCOTTとして生まれ変わるということだが、
地下2階「フード&ビューティ」が12日にオープンしたのでふらっと見に行ってきた。

いやー、なかなかです。いいと思います。
ジュンク堂とLOFT見に行ったときにも触れたけど、もともと三越ってあんまり好きじゃなかったの。
若さがないっていうかさぁ。若くない者が言うのもナンだけど。
高級感とか格調高さはあるんだけど、友達や彼と買物に行くっていうよりは、お母さんとデパートへ、っていうかんじがして、なんだか退屈な印象なのでした。上等なものは揃えてるけど斬新なものはない、みたいな。だからリニュアルしてとてもよかったと思います。

デパ地下好きな私としては、食品街が消えたのは寂しいけれど、まぁそれは伊勢丹におまかせするとして、地下3階に雑貨のfrancfrancができたのはちょっと楽しいです。francfrancは私の認識が正しければ90年代にのしてきた雑貨チェーンで、シンプルでクセがなくそこそこ安価で庶民的な雑貨が揃います。おしゃれな部屋に住みたい若いカップルに最適な手が届く生活雑貨やインテリア。ま、私はもっぱらお友達のプレゼントなどにバスグッズを買ったりなどの利用をすることが多く、自分ちではカネボウナイーブってさらに庶民的な石鹸なんか使ってますが。
これでサザンテラスやルミネまで行かなくてもいいんだぁ、と思ったけれど広いスペースのわりに家具類の大物が多く陳列してあるためか文具はナシなのがちょと残念。

で、その横に手芸屋さんのABCクラフトっていうのができてました。
なんかこの雰囲気、ダメかも。
オカダヤとかたまに行くんですよ。生地やら裁縫用具やら手芸用品やら、見るのは結構楽しいのです。手芸は自分ではあんまりやらないけど手作りのものは好きだし、プレゼントされるととってもうれしい。ものによるけど。興味がないわけじゃないの。ただね、このお店、すごーく“有閑マダムの暇つぶし”の匂いがするんだなぁ。平日の昼間に行ったりするからいけないのかしらん。裕福そうな奥様がグループで習い事の先生のうわさ話しながら楽しそうに何かの金具選んでたなぁ。などと毒づきながらもビーズアクセサリーのキットが安かったので買ってしまいました。いつつくるんだか。

地下2階に上がりまして、「フード&ビューティ」でございます。
ここのフードはなかなかよさそうですよ。食べないで帰ってきちゃったけど、特に気になったのはドーナッツプラント。ようやく新宿上陸。いらっしゃーい。でも最近忘れてたけど今ダイエット中なので我慢しました。

それとドナテロウズビューティ&ヘルシー。昔ここのアイスクリームよく食べたんですよ。カップに3種類入れてくれてね〜。恵比寿に居たおしゃべり好きなお兄さんどうしてるかな。もうそのお店はなくなっちゃったけど。そんな思い入れもあり、ドナテロウズ熱列歓迎。ま、タカシマヤにも入ってルんだけどね。

そしてカレーのお店トーキョールー。テイクアウトもできるカレーとシチューのお店で、種類が豊富でつい買って帰りたくなっちゃった。おいしいかな? まぁ近いうちに買ってみよう。Soup Stock Tokyoの会社なんですね。

Soup Stock Tokyoが入らなかったかわり? に入ったかどうかは知らないけどチャウダーズっていうスープのお店も気になったわ〜。関東に何軒もあるんですね。知りませんでした。

もうひとつ、食べるところで粥麺茶房。お粥を気軽に食べられるお店がないかなぁと思っていたので、このオープンはうれしいです。種類もいっぱいあるみたいだし。

他にも製菓材料のお店や、チョコレート屋さんなど、全店制覇したい勢い。いつかきっと。

さて、ビューティスタジオですが、多分私はあんまり利用しないと思うけど(だって高そうなんだもん)、眉専門サロンのアナスタシアは海外セレブに人気で既に有名ですね。私は利用するとしたら15min biew'sかな。15分でメイクしてくれて2625円は魅力。今度デートのとき試そう(予定なし)。
他にもエステが数軒。エステってそんなに需要あるの? 私などは興味はあっても料金が高い上にさらに高い化粧品とか買わされそうで二の足踏んでしまいますが。大好きだった新宿5丁目の伊勢丹クィーンズシェフ閉めたあとにオープンした伊勢丹ビューティパーク、いつも空いてるけどますます人が流れて行かなくなりそう。

長くなりましたがこのようにALCOTTには今までになく期待を寄せております。初めてありがとう言うよ、三越。

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2005.03.09

テレビ見ながら考えた

初めましてじゃないみなさん、久しぶり!
だめーなカンジになってました。
忙しかった〜。いつのまにかマイ一周年も過ぎてしまったし。仕事先と家の往復で世間的に退屈で寂しい人と言われそうな日々でした。でも仕事はおもしろかったです。ハードだったので二日寝込みましたが、その間見たテレビのことを少し書きたいと思います。

内館牧子のドラマの再放送を見ました。
私、彼女の作品が好きじゃないです。前からなんとなくそう思っていて、この機会に何が嫌なのかちょっと考えました。

登場人物の性格が嫌いなんです。
内館牧子の名を初めて知ったのは『想い出にかわるまで』(1990)というドラマからなんだけど、そのころからあの見終わったあとのイヤ〜な後味が印象に残っています。
みんな自分のことばかり考えていて、常軌を逸した行動をとり、女性の登場人物は終始恋愛や結婚のことばかり考えていて、年齢や仕事に強いコンプレックスや焦りを持ち、人を妬んだり憎んだり陥れたりばかりしてるの。んもうドロッドロ。そういうストーリーもたまにはあっていいと思うけれど、この方の作品はいつもその調子なので、もしかしたら作者のスタンダードな考え方が反映されているんだろうか? なんて考えてしまうんですよ。人間の内面の情念やなどを描き出そうとしているものの、急に非常識で現実離れした行動をとったり、あっさり考え方を変えたりするものだから、ストーリーに深みがないっていうか、イヤな性格の人達のドロドロ醜い悪意ばかり見せつけられるだけで楽しめないんですね。結婚結婚って30前後の登場人物はやたら焦ってます。

『都合のいい女』というドラマでは主人公の浅野ゆう子が男に捨てられたくなくておとなしく言いなりになってるような年増女の役をスッピンに近い顔出して体当たり演技してたっけ。

『想い出にかわるまで』は姉がマリッジブルーでうだうだ言ってる間に婚約者を妹が奪って結婚しちゃう話。イライラさせる今井美紀と猪突猛進する怖い妹の松下由紀の演技は良かったけれど。

で、最近再放送してた『週末婚』は主人公永作の姉松下が永作の婚約者の兄とさっさと結婚して永作の結婚がダメになるという導入で、そのあともドーロドロのまたしても滅入るストーリーだった。
なんでこんなにイヤな姉妹関係ばかり書きたがるんでしょ?
そして再放送が始まった『年下の男』の稲森はやっぱり30過ぎて年を感じて焦ったり会社に居づらくなったり、結婚したがったりしてる。
そういや『昔の男』の紀香も年齢が理由で職場異動させられてたような…。
なんかすごく滅入る! こんなにつらい状況で30過ぎた独身OLのみなさんは年齢のことなど気にしながら居場所をなくしてひたすら結婚夢見ながら暮らしているのかしら? 今どき、まさかねぇ。皆無ではないと思うけど。ちょっと狭いんじゃないの? 人生そればっかりじゃないでしょと。たまには笑い飛ばして見ろと。

あ、ちなみに『クリスマスイヴ』『あしたがあるから』『ひらり』『私の青空』は人気ドラマだったけどほとんど見られませんでした。でも嫌いな割によく見てるなぁ(笑)。

今、ネットを検索していて内館牧子のインタビューを見つけました。どうもドラマの中の『お局扱い』描写はOL時代の体験談らしいです。でもちょっと時代にそぐわないんじゃないかなぁ。まぁ私が例に挙げたドラマもほとんどが20世紀のものだけれど。21世紀に入って作品数が減っているのは、彼女の描く女性像がやはり時代にそぐわなくなってきているせいなのかも、などと思います。すみませんね、再放送見ながら思ったんで元ネタが古くて。

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