『Ray レイ』を観に行った
レイ・チャールズは偉大なミュージシャンだ。
いくつかのヒット曲とそんな誰でも知ってる程度の知識しか持ち合わせていないけれど、偉大なミュージシャンの人生をざっと辿るつもりで『Ray レイ』を観に行った。
思っていた以上にいい映画だったと思う。
あらすじを書いてしまえば、貧困、肉親との死別、失明、成功、恋、ドラッグ、愛人、人種問題…とサクセスストーリーに欠かせないエピソードてんこ盛りだけれど、割り合いが上手く飽きなかった。ホントにあったことだしね。伝記を観るような、「押さえとこ」気分で行くと結構やられる。
不覚にも泣けてしまったのは母とのシーン。幼いレイを決して甘やかさず、厳しく育てたお母さんは強くて立派!!
それと音楽はやっぱりすばらしい。ライブやレコーディングのシーンがとても楽しい。レイ・チャールズの曲はあまりに有名で、たくさんの人がカバーしているので、そっち方面に疎い私はオリジナルがレイだとは映画を観るまで知らなかったものもいくつかあった。こんなにたくさんの曲を生み出していたんだなぁ。ただただ感心だ。昨年亡くなってしまったのが残念。
しかし子供が全部で12人もいたっていうのはビックリだ。天才で商売上手で気のいいレイはモテたんだなぁ。
ジェイミー・フォックスはレイ・チャールズが乗り移ったかのように、そしてとってもチャーミングに彼を演じていた。そりゃ賞も獲りますわ。
スーパー・ベスト
〜オリジナル・サウンドトラック:レイ
レイ・チャールズ
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