『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』
『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』デジタル・リマスター版を観てきた。
この映画大好きぃぃぃ。なのだが劇場で観たのは初めて。
素敵だぁ。世界に入っちゃうんですよ。どうしてこんなに美しくも個性的な造型を創りだせるのかしらん。キャラや建物や木や鉄柵や色や、ホントに美しい。特に夜や闇を描くのがどうしてこんなに上手いんでしょうこの人は。最後のシーン、つららができた先端うずまきの崖の上、大きな月をバックにしたジャックとサリーのシーンにはウットリです。美しい! エクセレント!! 泣いちゃいましたもの。イヤ泣いてたの私だけだけど。
同時上映の、『ヴィンセント』もおもしろかったし、『フランケンウィニー』も良かった。
『ヴィンセント』って'82年作になっているけどこの頃もうすでに世界観が完成されておるのですね。絵柄のせいかshockwaveの『ステインボーイ』彷佛とさせます。
『フランケンウィニー』はつぎはぎのワンコがかわいくて。子供と動物にはホローリきます。群集(というほどの人数ではないが)に追い詰められる様は『シザーハンズ』の原点? って思った。
ティム・バートンってファンタジックだけどどこかちょっとダークでいいんだなぁ。大画面で観られてよかった。残念だったのは字幕を追っていると絵を見逃してしまうこと。他の映画でもそうだけど特にこういった作品は造型や動きに醍醐味があるので、字に気をとられるのはちとつらい。吹き替え版みたほうがよかったかなぁと思いつつ、ああおもしろかった。
ナイトメアー・ビフォア・クリスマス
Nightmare Before Christmas
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