『モナリザ・スマイル』
『モナリザ・スマイル』を観るか、
『完全なる飼育 赤い殺意』を観るか迷ったのだが(どんな選択肢だ)
もうすぐ終わっちゃうので『モナリザ・スマイル』を観た。
名門のウェズリー女子大学に就任した美術教師キャサリンは
伝統を重んじる校風の中、学生達と接し、
進歩的な考えで影響を与え、自らも成長していくストーリー。
現代の話だったら観に行かなかったかも。
この間、テーマは違えど
学園ものとしては秀逸だった『スクール・オブ・ロック』観たし。
50年代のアメリカに興味があった。
名門校はやはりいわゆる「50’s」っぽさは薄かったけど
学生達の髪形や服装はかわいらしかった。
しかしジュリア・ロバーツはなんだかとっても現代っぽい。
顔だちのせいか50年代っぽくないんだなぁ。
それはそれとしてとてもチャーミングな先生ではあった。
完璧な先生ではなく、ひとりの女性として好感が持てる。
自由の国アメリカというイメージがあるが、
50年代の女子大生はまだまだ自由とは言えず、
大学は花嫁学校のようで、
学生達も結婚して家庭に入ることが最高の幸せだと信じてる。
もちろんそれもいいけどそれだけが道じゃないのよ、自分で選択することが大切、
というメッセージがわかりやすく素直に共感できる。
オールディーズもちょうどよく流れてきていいかんじだった。
と思ったら音楽プロデューサーはトレヴァー・ホーン。
トレヴァー・ホーンといえば80年代数々のヒットをとばした名プロデューサで
「80年代私に最も影響をおよぼした100人」のひとり(100人かい)。
今もご活躍してるんだなぁ。タトゥもやってたし(…)。
映画、結構良かったですよ。ベタだけどね。
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