『ラブドガン』
ここ一ヶ月映画を観まくっている。
観てる人に比べれば大した事はないが我が人生最高記録かも。
友人に誘われて『ラブドガン』を観に行った。
テアトル新宿はうちから一番近い映画館。
邦画を中心に味のあるおもしろい作品を観せてくれる大好きな映画館だ。
『ラブドガン』は予告編を何度か見ていたが、
内容はよくわからず、けれど永瀬正敏・宮崎あおいの共演とあって興味は持っていた。
映画の感想を言うと、私はちょっとこういうのはあまり趣味じゃない。
ストーリーは嫌いじゃない。わかりやすいし伝わりやすい。
ただなんていうか、監督の美学を押し付けられてるみたいな。
作り手が美学に酔っているような。
一緒に酔えればこんな気持ちのいいことはないと思うが、
私はダメだった。ごめんなさい。
色彩とか映像に強いこだわりは感じるんだけど私は気持ちよくない。
コミカルなシーンがあるかと思えばバイオレンスシーンがあり、
かっこいいシーンもあり、
でも全部じっとり湿ってるかんじ。
何でしょう? あの湿り気。
私の表現が下手で伝わりにくいと思うんだけど
もっと乾いてる映画が好きなんだ。
こういうのきっと、鈴木清順監督が好きな人は好きなんじゃないかな?
でも私の言うことはあてにならないので
どうぞ劇場に足を運んでみなさんご自身の目で確認してね。
バカみたいに宣伝費をつぎこむ邦画はほっといても平気だけど
こういうのは次を作るためにそこそこヒットはしてほしいのだ。
▼関係ないけど永瀬ならコレ。
私立探偵 濱マイクシリーズ BOX
« 新宿でランチ-2 | Main | あるある探検隊♪ »
The comments to this entry are closed.
Comments
トラバありがとうございます。
感想を読むと、趣味色が強いようです。
でも、この手の映画は根強いファンは多いですからね。
Posted by: 貴樹諒音(たかぎりおん) | 2004.06.26 11:33 PM
コメントありがとうございます(^^)。
趣味色が強いというのはごもっともです。
確かに好きな人はとっても好きな映画じゃないかと思います。
私も乗れたらよかったんですが…。
それと役者さんはすごくよかったです。
特に岸部さんがかっこよかったですよ。
Posted by: 110 | 2004.06.27 05:26 AM