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2004.05.31

サマームード

暑ーい。
暑くなると新しいTシャツがほしくなりませんか。
私は欲しい。
で、Tシャツを買うことに。
ユニクロでアートTシャツを見る。
昨年からのキース・へリング、バスキアに続き
ウォーホル、リキテンシュタインなどの人選はなかなか心憎いが
ちょっと「これでもかこれでもか!」って顔ぶれという気もする。
なんせユニクロ。山崎まさよしや小林克也がCMでさりげなく頑張っても
値段が安い!!ってのは周知の事実。
「安いから買った」人と
「私このアーティスト好きぃ」の人の差別化は難しい。
「安いから買った」と思われるとしゃくだなぁ。
高かったら絶対買わないけど。
でも芸術をありがたがってるみたいに思われるのも恥ずかしい。
自意識過剰。誰もアンタの着てるモンなんか見ないって。
自分に突っ込みつつあらかじめ公式サイトで確認して
ありがたい(ありがたいんかい)お目当てのリキテンシュタイン買いに行った。
ウォーホルのバナナはあまりにも出回っているし、
先日お台場のコカ・コーラショップで見たウォーホルTシャツ(4000円也)
以上にカコいいのがなかった。
へリングは80〜90年代にもTシャツがずいぶん作られた。だからこれはいいや。
リキテンシュタイン、実物を見たら思ったより絵がデカくて迫力満点だ。
地味な私には着こなすのは無理と判断し
バスキアの「milk」文字だけのTシャツを購入した。
あんまりバスキアバスキアしてなくて
ありがたがってる心も隠せることだろう。
あんまり有名な絵柄だと美術館のおみやげっぽいしね。
企業コラボもさらにお安く、かわいいのがサイトにあったので見てみたが、
実物を見るとどうも大味だ。
通販もやってるけどやはり買い物は極力、実物を確認したほうがいいッスよ。

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2004.05.29

まいう〜

明け方まで仕事をしていて、小腹が空いてコンビニに行った。
近所のファミリーマート。
入荷したばかりの商品が豊富に並んでる。
ああ、物が豊富にあるってなんて幸せな気分でしょう。
ただちょっと気になっているのが
『元祖! でぶや』キャンペーン。
番組タイアップでボリュームがあっておいしそうな企画商品が
石塚英彦とパパイヤ鈴木のPOPとともに登場している。
あちらこちらにふたりの笑顔に「まいう〜」の文字。
石塚英彦とパパイヤ鈴木は嫌いじゃないけど(どっちかっていうと好き)
「明け方にこんなん食って寝るとこうなるよ〜」って言われてるみたいだ。
大おぐらパンを棚に戻し、お茶と牛乳だけ買って店を出た。
これって逆効果じゃないの?

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2004.05.28

リラックマ生活の誘惑

かわいいキャラものに詳しい友人iちゃんに
リラックマ」というキャラクターを教えてもらった。
あちこちのゲーセンの入り口のクレーンゲームに
ぬいぐるみがどっさり入っていて、
中高生にはすでにかなり人気があるようだ。
その普通にかわいいぬいぐるみのくまの説明を読むとこう書いてある。

OLカオルさんの家にいきなり住み着いたきぐるみのクマです。

リラックマの基本姿勢はたいていゴロゴロと横になっている。
で、なんかおやつ食ってる。
なんて怠惰なのっ!
…シンパシィー…。
著作元はSan-x。
こげぱんやアフロ犬など、かわいいだけでない
ちょっと味のあるキャラを得意としている。
リラックマは数年前にヒットした「たれぱんだ」の
癒し路線を継いだものかもしれないが、
癒し…というよりはダラダラした怠け者具合が怠け者な私の共感を呼ぶ。
本当はリラックスしまくった状態をうらやましく思う、
何かと忙しくストレスをため込んだ10代が購買層かもしれないが
私は「あたしとおんなじ〜」という感覚で気に入ってしまった。
リラックマはきぐるみという設定上、
中に誰かが入っているということになるが、
私は中に入ってるのはたぶんオッサンじゃないかと思う。
かわいい姿とは裏腹に
リラックマの言動はまるで日曜日に家でゴロゴロするお父さんみたいだ。
勝手に住み着いたのが、
江口寿史作『キャラ者』のプックンみたいだったらかなりイヤだが
かわいいリラックマだったら許せるかんじ。
たとえ中身がオッサンでもね。

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リラックマ生活—だらだらまいにちのススメ

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2004.05.27

『トロイ』

『ロスト・イン・トランスレーション』を観るつもりで映画館へ行ったら
またしても「お立ち見です」の表示。
もう上映開始してずいぶん経つのに上映館が狭すぎるんじゃないの?
と不満を抱えつつ、立ち見はイヤだし次の上映時間まで待つ余裕もなかったので
今回はあきらめて『トロイ』を観ることにした。
「トロイの木馬」の叙事詩のことは聞いたことはあるが
しっかり内容を知りたいと思ったし
スケールの壮大さを楽しみたかったのと
ブラピやオーランド・ブルームのかっこいいトコ観ようと思ったのと、
で、行った。

壮大ですよ〜。戦闘シーンはまさに肉弾戦で迫力もあるし。
お金かかっただろうな〜〜。撮影大変だっただろうな〜〜〜。
でもね、なんだかむなしくてむなしくて。
偉い人たちの色恋沙汰が発端でそりゃーもうたくさんの名もない戦士たちが
どんどん死んじゃうんだもん。
こんなくだらない死に方ってあるかしらと思ったら腹立ってきちゃって。
これは史実ではなくフィクションなんだと思っても
現代の戦争にダブってしまった。
人間は愚かだ。国のトップがバカだとたくさんの人が死ぬんだよなぁと。
この映画はそれが言いたかったの?
多分派手なアクションと、お金のかかった映像、
かっこいい人たちが華やかに活躍するのを見せたかっただけだと思う。
ハリウッド映画はそれが醍醐味だと思うからそれでいいかも。
それ以外の何にテーマを見い出すかは個人の自由ということだ。

パリス役のオーランド・ブルームは美しいけど今回はちょっと損。
だってカッコよくない、あんな人。バカで弱いし。
立場をわきまえろっつーの。
ブラッド・ピットはいつものようにカッコいいし
鍛え上げた肉体、役づくりには感心した。
ってことで私に言わせリゃ星二個半。

troy.jpg
新宿歌舞伎町シネシティー広場でトロイの木馬公開中。デカっ!

追記
新宿歌舞伎町シネシティー広場で検索して来ていただいたみなさん、
ようこそ! ありがとうございます。
場所を探している方も多くいらっしゃるようなので補足を。
新宿歌舞伎町シネシティー広場は
JR新宿駅を東口に出たら〜♪靖国通りを横断して歌舞伎町の新宿コマ劇場の前の、
いつもは噴水のあるスペースのことです。
ちなみに新宿コマ劇場の住所は東京都新宿区歌舞伎町1-19-1
サイトに周辺地図があったので貼っておきます。
新宿コマ劇場周辺地図
トロイの木馬の公開は6月下旬迄だそうですよ。

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2004.05.25

東京は夜の7時

ビルの狭間に住んでいる。
窓から見えるのはオフィスビルやマンションの窓とちっぽけな空。
今年、向いのビルに入っていた会社が引っ越しして
2階から7階まで空き部屋になった。
なかなか後が決まらないみたいだ。
我が家の隣もしばらく空き部屋のままだ。
隣や向いに人がいないと何かと気が楽だし
こちらの窓を堂々と開けておくことができて快適なのだが
今頃になって2003年問題ってやつを感じる。
しかし今夜は月がきれいだねぇ。

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2004.05.24

かんたん短歌blog

昼下がり 笑う準備はできたのに ソファに寝そべりユルユルウォッチン
(百十番みみ)

『いいとも』見ながら初めて作りました。
20年前は録画してまで見たんだけどね。
ちょっとたいくつ。でも何かまだ期待しちゃう。

短歌って難しい。「かんたん」なんてウソじゃん〜。
短い言葉で言おうとするとなーんか説明的になっちゃって。
読んでるだけじゃ上手くならないのね。

かんたん短歌blogは好きでよく読んでるが、
枡野さんの「余談」にどきっとした。以下引用。

最後に素朴な余談ですけど、「ネット日記文体」ってありますよね。
「ちょっとどうかと思う」とか。「それってどうなの?」とか。
宮沢章夫やナンシー関の文体が広まったものなのかな。
プロの物書きは原稿を書くとき、だれかの文体に似てしまうのを避けようという配慮が働くものだと思うけれど、
ネットダイアラーは「プロでないこと」に誇りを持っているの? 知りたい。
文末に置くだけで何か言った気になる便利なフレーズ。
それってどうなの? ちょっとどうかと思う。

あああ確かに。便利に使ってる。
そうかぁ。無意識だったけど宮沢さんもナンシーさんも好きだ。
「プロでないこと」に誇りは持っていないけど
プロじゃないから許して、って気もする。
イヤ、しかし言葉で仕事してる人はさすがに鋭いですね。

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微妙な『マシュマロ通信』

いい大人がアニメばかり見ていて恐縮ではありますが(照)
マシュマロ通信』が微妙。微妙な無国籍感。
ちょっぴりアメリカンナイズされた絵柄で、
どこで作ってるのかな? と思ったら韓国と日本で作っているようだし、
原作者は山本ルンルンという漫画家さん。
公式サイトには「ヨーロッパ風の街なみが…」と書いてあるから
舞台はアメリかというよりヨーロッパなのか。
なんか昔のアメリカのファミリーコメディドラマみたいだなぁと思う。
おしゃれでPOPな路線狙いと思われるが
どうもちょっと時代がずれている気がする。
たま〜にバタくさい国産アニメってあるけど
あんまり成功してないんじゃないかなぁ。
「どう? おしゃれでしょ?」って
アニメでやられるとちょっと気恥ずかしいのだ。
この作品は朝日小学生新聞で連載されているそうなので
その世代には違和感ないのかなぁ。
こういうの「カワイイ」って思うのかなぁ。
私がかわいいと思うのはせいぜいクラウドだけだけど。
なんだかね、絵柄がKisiesみたいなんス。
Kisies知ってる人もう少ないと思うけど
欧米系の女性イラストレーターのマンガっぽいキャラで
70年代中頃グリコのペロティだったか
ポッキーだったかのCMに使われていた。と思う。
キャラの顔がみんな、
前髪で目が隠れていて上向きの小さな鼻と口しか見えない。
主人公サンディの双子の弟がそれにそっくりだ。友達のナッツも。
きっとそれで古くさい気がしちゃうのかも。
山本ルンルンさんがおいくつか知らないけど
たぶんそんな昔の事は知らないに違いない。他人のそら似。

話が逸れるがサンディの双子の弟と
友達のナッツの顔が似てるというのも問題だ。
サンディのパパと部員のバジルの顔も似てるし。
あらぬ想像をしてしまうのは昼ドラの見過ぎだけど。

とっ散らかったが結局何かというと
あんまり好みじゃないなぁということだ。
愉しくないの。
どこか遠い国のスクールライフのお話より
秋葉原とかが出てきて、
目からビーム出す主人公が「こたつでみかんが一番ですにょ」とか
ウダウダしながら言うやつが見たいよ。


追記:どうも「Kisies」じゃなくて「Kisses」みたいですね。スイマセン。

追記:「マシュマロ通信」で検索して訪れてくださったみなさん、ありがとうございます。
せっかく来ていただいたのに有用な情報がなくてごめんなさい。
ここで書いたことは対象年齢からはずれた者の、「マシュマロ通信」の人気にはまったく影響のないごくごく少数意見ですのでファンのみなさま、どうぞお気を悪くなさいませんように。2004,11

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2004.05.22

ハレルヤ

「新宿から発信」と謳ってる割にどうも新宿らしさがないので
新宿・百人町の韓国家庭料理の店『ハレルヤ』の御紹介。
『ハレルヤ』は新宿駅そばのハローワークの、
道路をはさんで向い側あたりにある。
メディアへの露出も多い有名なお店なので
以前から行ってみたいと思っていたが
昨年行ったら満席で入れなくて、今回ニ度目のチャレンジ。
予約をして行ったので今回はバッチリ。
すぐそばの姉妹店のほうに通された。
まず一緒に行った友人Iちゃんのおすすめ
韓国酒マッコリ(マッコルリ、マッカリとも言うのね)を注文。
そしてダッカルビ(鶏と野菜の鍋物)、海老とホタテの韓国風チリソース、
キムチ餃子、チヂミを注文した。
ナムルとキムチは注文しなくても早々と運ばれてきた。
マッコリは白くてほんのり甘くて甘酒みたいって思ったけど甘酒よりおいしい。
食べ物も甘辛くイケる。イケますよ。
最後は石焼きビビンバでシメようね、って言ってたけど
とてもふたりで食べきれる量じゃなかった。
最後に烏龍茶を飲んで、
週末とあって2時間制限だったので時間切れで出ることに。
もうかなり満腹だったけど
あと30分あったらもっと食べたんだけどな。ちぇ。
お値段ふたりで8500円とちょっと。
残しちゃったので1品多かったかな? という反省含めつつ
また行こう♪

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2004.05.20

楽しい悩み相談

仕事の関係で10代の悩み相談を読む機会がある。
私が相談に乗るわけではない。
10代が、10代の悩みにアドバイスする形だ。
真剣に悩んでいる人には悪いが、これがなかなかおもしろい。
ほとんどが恋愛、人間関係とコンプレックスについての悩みだが、
「アンタ本当に悩んでんの?」と思える文体が
深刻な状況(本人にとっては)を軽いタッチに変える。


私にはAクンという好きな人がいますvv
1年のときコクられたのですが、
そのときは他に好きなコがいて、断ってしまいました。
そのあとAクンは私の友達のBちゃんとつきあいはじめたんですが、
今になってAクンのこと好きになってしまったのです(≧_≦)
超→つらいデス!! いったいどうしたらいいでしょう?
アドバイスよろしくお願いシマス☆★
                ○○県 中3 山ピ→LOVE


…みたいなかんじ。これは私の創作だけどほぼこんな。
で、アドバイスはこんな。


私も同じようなコト、あったヨ!
でも思いきって
「あの時はゴメンね。あの後よく考えたら私も○くんのコト、
好きって気づいたの」ってコクったら、
なんと○くんもまだ私のコト忘れられなかったって言ってくれて、
うまくいきました☆
友達には悪かったけど本気で好きな気持ちはおさえられないよネ!
山ピ→LOVEさんも勇気だしてファイト→!!
                ○○県 中1 ハガレン狂


…身勝手だ。
こんなのがすごく多い。相談する方も真剣味に欠けるが
アドバイスするほうも自分の数少ない経験談(自慢?)を語るだけで
まるで説得力がないのだ。
で、アドバイザーの常連が存在する。
カウンセリングのエキスパートのごとく、
ちょいちょい現れてスパ〜ッと解決?する。
たまには「いいこと言うね!」とうなずくアドバイスもあるけど
アドバイス好きの常連のアドバイスはたいてい説得力がない。
「背が低い」悩みには「気にするな」
「内向的で友達ができない」悩みには「勇気出して明るく接しろ」。
それができないから悩んでるのにね。
ただ同世代で会話を楽しみたいだけのようだ。
相談する側もそうなのかもしれない。
中学3年生が1年生にアドバイスされてたりすると
「いいのか? それで」と思うけどたぶんいいんだろう。
本気で悩んでたらもっと他に適切なアドバイスをくれる場があるだろうから。
大人のアドバイスが必ずしも適切であるとは思わない。
最近見かけないけど少年の性の悩みに
「運動して解消しろ」なんてーのが昔ずいぶんあったし、
とかく10代へのアドバイスはきれいごとになりがちだ。
なぐさめにはなっても解決にはなりにくい。

私のおすすめ相談員はスガシカオ。
彼がナビゲーターをつとめるラジオ番組で悩み相談のコーナーがあるのだが、
短い時間でスパスパスパ〜っと簡潔にお悩み解決する様はスバラシイ。
経験談も交えながら実に当を得たアドバイスをしていると思う。
上記のような悩みじゃボツだと思うけど
悩み多き少年少女は一度相談してみては?

スガシカオの『OH! MY RADIO』木曜22:00〜ただいま放送中。

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2004.05.19

海外盤CD輸入禁止に反対します

海外盤CD輸入禁止に反対
ここらで手を挙げておかないと本当に法案が通ってしまいそうで恐い。
ネットではあちこちで反対の声を聞くけれど
イマイチ、テレビ等のメディアの反応が鈍いように思う。
私はあまりたくさんCDを買うほうではないが、
洋楽CDを買うときはまず輸入盤を探す。
こんな法案通ったらすごく迷惑だ。
反対ゼロで参院を通ったということに驚いた。
国会で話し合う人たちにとってはどうでもいいことなのだ。
2500円で買えたCDが3000円超えようと、
国内盤が出ているCDの海外盤が買えなくなろうと、
国内盤が出ていないCDまで入手困難になろうと。
年金といっしょ。
議員さんにはぜーんぜん大した問題じゃないのだ。
しかしなぜここまで大手レコード会社ばかり保護されるのか。
日本のレコード会社は再版制度で保護されてるんだからいいじゃん。
ディスカウントショップなどで売られる
邦楽の逆輸入盤を禁止するのはまだわかる。
なんで正規輸入盤まで一緒にされなくてはいけないのか。
ちゃんと分けてくれないと困る。
署名運動にはたして効果があるのかわからないが
他に為す術がないのでやってみた。
音楽を好きな人はこんなくだらない鎖国には反対しましょう。

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2004.05.18

信じられないCM

ずいぶん前から友達が騒いでいたCMがある。
雑誌でも見たことがあってずっと観たいと思っていたのだが
実際には観たことがなくて、サイト探しても動画がなくて、
やっと日曜『オレンジデイズ』観てたら遭遇できた。
サイトでも公開が始まってた。
ビオレUの「じゃんけん編」
赤ちゃんの初めてのお風呂をめぐって、
おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さんが
じゃんけんで対決するのだが、
お母さんが勝ったのにもかかわらず、
結局みんなで一緒に(!)仲良く入る、というものだ。
しかもお母さんがみんなで入ろうと提案するのだ〜〜〜っ。
アニメだからごまかされるけど
これが伊東四郎と五月みどりと布施博とリカコの家族だったらと想像すると
相当気持ち悪い。別にこの組み合わせじゃなくてもいいけど。
あのおじいちゃんとおばあちゃんがおかあさんにとって実の両親か、
それともダンナの両親かによっても、気持ち悪度は若干変わるけど、
自分の両親だとしても、
ダンナが自分の母ともども風呂に入るのはやっぱり変だ。
これの狙いは何だろう?
「アラ、仲のいい御家族ね」なんて目を細める人、いる!?
みんな「えぇっ!」って思うよね?
おじいちゃんとおばあちゃんは自分の子供のとき
入れるチャンスがあったんだから遠慮すればいいのに、
と私は思うんだけどいかがでしょう。

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2004.05.17

最近気になったCM

『金色のガッシュベル!!』を見ていると気になるCMがある。
他の時間帯では見たことがない。
トップ製菓という会社の企業CM。
子供達とおじさん一人(誰!?)がガムを噛みながら
「ガムガム噛む噛むトップガム〜♪」と歌い、踊る
かなり低予算で製作されたと感じられる(失礼)CM。
商品のガムは子供達がフーセンをふくらませるシーンだけで
ラベルもパッケージも商品名も一切出てこない。
「トップガム〜♪」と歌っているので
商品名が「トップガム」という名前なのかな? と思ったが
コンビニで見かけたことがないし。
そこで公式サイトはないかな? と思い探してみた。

あ、あった。トップ製菓
見てみると子供達におなじみのキャラクターの商品がいっぱい。
ガムのおまけにシールやカードが入ってるヤツだ。
デカレンジャー、ポケモン、ハム太郎…etc。
どうしてこれらの商品を全面に出したCMが作れないのだろう?
商品化してるのにCMを打つのに別に権利が必要だったりするんだろうか?
まるで地方ローカルみたいな味のCMだが
トップ製菓は大阪の会社で、私が見ているのは東京なのでそうではない。
商品ではなく、企業のCMを打つ意味がいまひとつ理解できないので
気になってしまうのだが、もしかして私が知らないだけで
小さな子供の親ならば「ああ、あのキャラものガムのトップ製菓ね!」と
すぐわかるほどメジャーなんだろうか…? 不思議。

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2004.05.16

5月はモッズ

5月15日、渋谷でVESPAの集団を見た。
同じ車やバイクの愛好者が集まって走っているのはたまに見かけるが、
VESPAがあんなにたくさん連なっているのは初めて見た。
ミラーをたくさんつけていたり、
ファッションは、細身のスーツや、
女の子は60'Sテイストのミニワンピースでドレスアップしていたりで
「あれはモッズの集団だっ」と思った。
不粋ながらおこがましくも荒く説明すると、
モッズとは日本のロックバンドTHE MODSや美容室ではない。
60年代〜のイギリスのムーブメントのひとつで、
ロッカーズとかパンクとか、太陽族とか(コレ違うな)
そういった、カテゴリーのひとつに捉えると遠くもない気がする。
ファッションにもひとつの傾向があってタイトで粋だ。
乗り物はVESPAかランブレッタと決まっている。
ポール・ウェラーとか『さらば青春の光』とか杉村ルイとか
そういう世界。知らない人は余計わかんないか。
とにかく、何度か静かにブームを繰り返しつつ、
最近流行ったという話は聞かないが私は好きだ。
モッズが生まれた背景は理解していないし、
音楽に詳しくはないがとってもかっこいい。
でも音楽に限ることじゃなくて、
あのスタイルや在り方に憧れたものだ。

帰宅してから調べたらちょうど15日はクラブチッタで
『MOD MAYDAY '04』が開催されたとのこと、
あの集団は徒党を組んでクラブチッタに向かう途中だったのかも。
モッズメーデーは一度も行ったことないが、
80年代から続くモッズイベントで、毎年5月にやっていた。
なぜメーデーなのか知らないけれど今も続いていたとは頼もしい。

しかしこのVESPAの集団でちょっと残念だったことがある。
土曜の渋谷の混雑時に暴走こそしないものの
集団走行はどうなの? ってこともあるけど
一番イヤだったのは、先頭を走る数台が細長〜い棒を立てて、
そのてっぺんに動物のしっぽ毛皮をつけていたこと!
浜崎あゆみ御推薦の、昔のヤンキーが愛したアレだ。
モッズですから! 残念っ!
なんであんなものをモッズが着けているのか理解できない。
あれはモッズの真似をした元暴走族上がりの珍走団だったんだろうか…?
それともモッズじゃなくてただVESPA愛好者の集まりだったんだろうか。
だとしたらきっと一緒いたモッズな人は
先頭を走る動物のしっぽを苦々しく思ったに違いない。
ああいうときははずさないで決めてくれないとガッカリしちゃうよね。

追記
コメント覧を読んでいただけるとわかりますが、
しっぽ毛皮はModsアイテムとして認知されていることを知りました。
思い込みで元ヤン呼ばわりしてすみませんでした。

▼このムックではしっぽ確認できず。
 当時3220円したのにな〜。
 今半額近いの。ちぇっ

0859651738.01.LZZZZZZZ
Mods!

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2004.05.14

オリンピック最終予選 日本×韓国

勝ってる。勝ち続けてる。4連勝。
何って女子バレーボール日本代表です。
正直言ってこんなに強くなってると思わなかった。
今日の対戦相手は韓国。
絶対勝ってアテネ行きを決めて欲しい。
頑張れ、ニッポン。

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2004.05.12

『スクール オブ ロック』

ジャック・ブラック主演の映画『スクール オブ ロック』を観て来た。
んも〜〜〜〜〜めちゃめちゃ楽しかった!
「音楽って…ホントにいいネッ」って
たしか『天使にラブソングを…』観た時にもつぶやいてみたんだが
イヤ、マジでそう思ったですよ。
直球なんだわ。シンプルなストーリー。
残念ながら私は70年代のRockには詳しくない、
デューイが嫌いらしい?MTVがちょうどの世代だが、
それでも耳に馴染んだ懐かしの名曲がたくさんでてきた。
名曲聴きながらゲハゲハ笑ってたのに
バトルのシーンで泣けてきちゃって んもう。
ま、私ときどき『クレヨンしんちゃん』や
『金色のガッシュベル!!』見ながらでも泣くんですけどね。
さわやかに感動できた。
サントラ買って帰ってきちゃった。
ジャック・ブラック & 子供達 BIG UP!(←Rock用語じゃないね)

▼こちらサントラ
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スクール・オブ・ロック

▼こちらDVD
B0002HNQ8O.09.LZZZZZZZ
スクール・オブ・ロック
スペシャル・コレクターズ・エディション

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2004.05.11

『いいとも!』における梶原くん

KING KONGが『笑っていいとも!』にレギュラー出演しているが
番組内での梶原くんの扱いに不満を感じる。
あのいじられ方って梶原くん的にも全然おいしい感じがしないし
番組の空気もいいと感じない。
おもしろく転がるんならいいけど
アイドルの中居くんに、若手とはいえプロのお笑い芸人に対して
「おもしろくない」とか放送中にダメ出しされたくないな、視聴者として。
タモリが言うのとはワケが違う。
私は特別KING KONGのファンではないし
中居くん嫌いじゃないけど
中居くん的にも「気のいいおもしろ兄ちゃんキャラ」保ったほうがいいと思う。
SMAPは確かにみんな器用で、
歌や演技やバラエティなどでプロの仕事をこなしていると思うけど
お笑いのプロではない。
「SMAPだから」笑ってもらっている事がいくらでもあることに
中居くんは気づくべき。
自分の影響力も自覚して、表向きだけでももっと謙虚にやってほしい。
『はねるのトびら』でのびのびしてる梶原くんを見てそう思った。

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2004.05.10

『第2回 お笑いホープ大賞』

第2回 お笑いホープ大賞を、
お台場メディアージュ・スタジオドリームメーカーに観に行った。
フジテレビの東京国際コメディフェスティバルの関連イベントで、
ゴールデンウィーク中にトーナメント予選が開催され9日が決勝だった。
決勝に勝ち上がったのは

安田大サーカス(松竹芸能)
流れ星(浅井企画)
パンクブーブー(吉本興業)
タイムマシーン3号(ケーアッププロモーション)
キング オブ コメディ(プロダクション人力舎)
三拍子(サンミュージック企画)
南の風(風力3)(トゥインクル・コーポレーション)
ダイノジ(吉本興業)
次長課長(吉本興業)
カンカラ(萩本企画)
ヴェートーベン(松竹芸能)
アンガールズ(ワタナベエンターテインメント)

の12組(登場順)。
決勝の特別審査員は高田文夫氏・吉田照美氏・山田五郎氏
司会はフジテレビ高島彩アナと森下知哉アナ。

昨年の出場者の顔ぶれが
江戸むらさき、磁石、スピードワゴン、ペナルティ、劇団ひとり、ヴェートーベン、三拍子、さくらんぼブービー、飛石連休、バカリズム、18KIN、クワバタオハラ、青木さやか、エレキコミック、モジモジハンター、長井秀和、粋なり、ハミングステッチ、田上よしえ、インスタントジョンソン、
…とかなり活躍中の人も多く、今後の活躍に期待して観た。

ライブとはテレビで観るより数割増しで楽しく感じるものだとは思うが、
結構レベルも高く、おもしろかった。
観客も1票を投じて審査に参加することができるということで真剣に観た。
ドラゴンボールネタ、2組かぶってたな〜そういえば。
順番は抽選なので運、不運が影響する。
ドラゴンボールネタといえば前日の大人計画でも使っていたし
みんな好きだなぁ、ドラゴンボール。
パンクブーブーがアクシデントで笑いを取りながらも
タイムオーバーで失格したのは残念だったが
他のチームは滞りなく終了し、
昨年優勝のインスタントジョンソンのネタのあと結果発表となった。
特別審査員の総評があり、
高田審査員長から「優勝はツービートです」のボケは残念ながらなく、発表。

優勝はアンガールズ。
審査員はアンガールズを押してはおらず、
観客票のポイント数で決まったとのことで
最後まで高田氏は納得がいかなかったようだが
実は私もアンガールズに入れた。
素人目に見ても失礼ながらまだ未完成と思うけれど
あのユルいかんじのキャラクターがとても良かった。
今後が楽しみ。
優勝者の他にはキング オブ コメディと
次長課長がとてもおもしろかったし、
審査員受けも良かったのでてっきり優勝するかと思った。

ご飯を食べてお台場で遊んだ帰り道、
ゆりかもめでタイムマシーン3号を発見。
ちょっとラッキー…?
あなたたちもとてもよかったですよ、と声かけたかったけど
投票しなかったのでやめにした。

追記 2004年5月25日 27:08〜 フジテレビ地上波で放送されます。


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2004.05.09

『ドライブイン カリフォルニア』

大人計画のユニット、日本総合悲劇協会『ドライブイン カリフォルニア』を
下北沢・本多劇場で観た。
本多劇場は10年ぶりくらい。下北沢は1年ぶり。
昔は時々遊びにいったが最近はめっきりごぶさたで
本多劇場に行くのに迷子になってしまった(恥)。
一度は住んでみたいと上京したころから思っていたのに
なんだか下北沢から拒絶されたような寂しさを感じた。

『ドライブイン カリフォルニア』はおもしろかった。
松尾さんて上手いなぁ。
最近はヨン様似と評判だがぼーっとした人相に似合わずホント才能あるわ〜〜。
話もおもしろかったけど役者がいい。
みんな濃くて。あんな個性的な面々の中にあって
小池栄子が意外にすごくよくて。
頭のいい子だなぁと思った。
あぁ〜、芝居っていいですよねぇ。
演ってるほうも気持ちいいんだろうなぁ。

ところでストーリーに絡んでくる竹の花、
なんともミステリアスだ。
竹の開花は見たことがないけど120年に一度、というのはすごい。
100年に一度、というのも聞いたことがあるけど
竹の種類によって違うのかな。
花が咲くと竹林が枯れてしまうことから不吉な言い伝えが多いようだが
そこがまた魅力なのか昔からよくマンガやドラマなどのエピソードに使われる。
私が初めて竹の花のエピソードを使った作品をみたのは
70年代りぼん・のがみけい作『竹の秋』だったと思う。
ちょっとこわい話で、
『ドライブイン カリフォルニア』とはかなりかけ離れた世界ではあった。

余談だが帰りに駅で友人が木野花さんと永井愛さんを発見。
下北沢ではよくある光景かもしれないが、
ミーハーなのでちょっとラッキー。

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2004.05.07

『幸せになるためのイタリア語講座』

ita

遅ればせながら、映画『幸せになるためのイタリア語講座』を観て来た。
なかなか楽しかった。
本当に現代のおとぎ話。
こんなにみんな幸せでいいの? とも思うけどたまにはいいのかも。
微妙にネタバレ含みますのでこれから観る方は御注意いただくとして


はじめはみんな幸せじゃないんです。
哀しみやストレスや不安を抱えていて。
クスクス笑いながら観ているうちに
みんな幸せになっておりました。ほのぼの〜

ところでこの映画の手法を「ドグマ映画」と呼ぶことを初めて知った。
撮影はロケのみでセット不可とか、
映像と別にサウンドをつくり出してはいけないとか、
カメラは手持ちに限るとか、
細かい決まりがキチンと10箇条にわたる。
この作法を提唱したラース・フォン・トリアーという監督が
何のためにこんな決まりを作って、
どういう人たちが賛同し、遵守しながら
映画づくりをしているのか知らないけど、
こんな決まり必要なのかな?
映画運動って同じ時期、問題意識や感覚を共感した人たちによって
盛り上がるものじゃないのだろうか。
そういう人たちが作った映画は
決まりごとを箇条書きにしなくても
なんとなく共通の色を持つと思うんだけど。
まぁこの映画は教義にがんじがらめになってるとは感じないし
自由に楽しく作っているように思ったのでそんなこたぁいいんだが。

パンフレットがかわいらしかったので買った。
PP貼ってるのにお値段600円。
センターページのイラストが、
失礼ながら私の好きなイラストレーター、
イザベル・デルボーの作風に似ている、と思う。
イラストはナカムラユキさん。活躍中の日本の方だった。
きっとフレンチ風のイラストを描かれるナカムラさんも
イザベル・デルボーが好きだと思うから言ってもいいよね。
パッと見、間違えた。
映画とはあんまり関係ないッスね。

▼こちらDVD
B0002IJOHA.09.MZZZZZZZ

幸せになるためのイタリア語講座 デラックス版


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2004.05.06

プリン問題

プリンが大好きだ。
これ以上太りたくないのであまり買わないようにしているものの
コンビニなどで目が合ってつい買ってしまう。
ケーキ屋さんやデパ地下の洋菓子売り場では
1個だけって買いにくいので
2個3個と他にもケーキ買っちゃって
全部自分で食べちゃうのは目に見えている。
大変危険だ。
だからなるべく近寄らないようにしているが
コンビニは有名ケーキ屋さんのような味は期待できなくても、
気軽に入れて雑誌や飲料等と一緒にプリン1個買うことが容易なのでついつい。

そのお気軽コンビニスィーツ売り場にここ数年不満がある。
プリン売り場が「とろける系」に席巻されているのだ。
私はパステルに代表される「とろける系」は決して嫌いではないが、
王道ではないと思っている。
プリンにはある程度のプリプリ感を期待する。
カップからひっくり返して出したとき
どろろーん、へなへな〜
と形を保持できないようなプリンは邪道だ。
新製品が次々と発売されては消えていくが
どうも新製品は「とろける系」が圧倒的に多いと感じる。
グルメ番組を見ていても、
レポーターが「おいしーい」と言っては身もフタもないせいか
「やわらか〜い」をやたら連発するのが気になる昨今だが
プリンはただでさえ柔らかいのだ。
そんなに躍起になってとろかさんでよろしい。
私は「森永焼きプリン」くらいの固さがちょうどいいと思う。
味はいかにもコンビニで買いました、なチープさが漂うが、固さはGOOD。

脱線するが「森永焼きプリン」は焼きプリンのくせに
なぜプラスチック容器に入ってるのだ?
焼いたら容器が溶けてしまうやん。
それにあの上に乗っかってる茶色の皮膜はなんなんだ?
いかにも「焼きプリンですぅ」風な。
「森永焼きプリン 」としなくていいのか?

これが最近の私のプリンに対する不満と疑問。

最後にまだ2回しか食べたことないお気に入りプリンのご紹介。
ドイツ菓子の店「ジーゲスクランツ」の釜プリン。
フルーツがふんだんに使われていて、プリン自体も柔らかすぎない。
陶器の釜に入っていて、ひとりでは多すぎる量だが、
数人では取り分けにくいのが難点。
勢い数回に分けてひとりで食べてしまったが
子供の頃一度「デカプリン」を食べてみたかった人には最適。
世田谷が本店のようだが、東京駅大丸、新宿京王、渋谷東急など
デパートでよく見かけるので一度お試しください。


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2004.05.04

五月女ケイ子のイラストは

脱力劇画家・五月女ケイ子のイラストは
なぜいつも空を見上げて絶叫&号泣しているのでしょう。
彼女のイラストはかわいくもないし綺麗でもおしゃれでもないけれど
ぐにゃぐにゃした線が泥臭くも迫力があって
大好きとは言わないけれど、なんだか気になります。
インパクトって大切なのね、と思う今日このごろ。

(参考)
4594042813.09.MZZZZZZZ.jpg
(図解)世界のしくみ
イラスト/五月女ケイ子

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2004.05.02

生烏龍の新CM

“股裂けばいいと 桜がそう言っている”
のかと思った。
生こえぇ〜
音楽キャロル・キングですかね? いいですね。

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2004.05.01

『仔犬のワルツ』と西島秀俊

90年代中頃、西島秀俊は人気ドラマにたくさん出だした。
女性誌にもよく出ていて
「かっこいいな、この人」と思っていた。
ところが急にぱったり出なくなった。
人気上昇中だったので不思議だったが、
人気や実力があっても
スタッフに好かれていないと干されることもあるし、
オファーがあっても自分が納得のいかない仕事はしない人もいるので
なんかそういうことなのかなぁと思っていた。

その後しばらくして、映画で彼の名前をよく目にするようになった。
大作とはいえなくても、通好み風の映画や
味のある作品を作る監督の作品に選んで出演しているように思えた。
あのまま人気ドラマに消費されなくて
結果的に良かったんだなぁと思っていた。

そして今期久しぶりに民放の9時台のドラマに重要な役で出演している。
『仔犬のワルツ』。
不思議だ。
初回だけ見たが、選んで出たドラマというかんじはしなかった。

今期のドラマは病気や障害をテーマにしたものがテンコ盛りだ。
こういうテーマは生きることについて
たまには真面目に考えるきっかけになることもあるし、
ストレートに涙腺に直結することが多く、
ドラマを見て泣くことが嫌いじゃないのでよく見る。
でも正直『仔犬のワルツ』はどうなの? ってかんじだった。
せっかく良い作品を選んでキャリアを積んできたのに
ここで作品選びを誤っては元の木阿弥ではないのか。
今まで出演作品を選んでいたのは自身ではなく事務所で、
もしかして事務所を移籍したのかしら? などと勝手に思ってしまった。

どうでもいいけど
塚地武雅! それ、偶然だろうけどコントになってるよ!!

追記 
西島さんは2003年にも民放連ドラ『笑顔の法則』に出演してました。
意見が覆る訳ではありませんが調査不足でした。すみません。


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