『花とアリス』
今日は仕事ゼロの完全オフだったので映画を観て来た。
『
とても瑞々しい作品だった。
10代の女の子は無邪気で、傷つきやすく、ちょっと残酷だ。
自分に照らすとずいぶん昔の事になってしまったが
主人公のふたりに感情移入してチクチク胸にくる。
岩井監督の作品は久しぶりで観た。
彼の作品の中では『フライドドラゴンフィッシュ』が一番お気に入りだが
『花とアリス』はそれに次ぐかも。
情景も音楽も美しかったし。
アリスと父親のシーンが好きだ。
この年頃特有の、しっくりこないかんじを出しつつも、暖かい絆を感じる。
難を言えば有名人を無駄に出し過ぎた感がある。
あんなにチョコチョコ有名人を使う必要があっただろうか?
少なくとも広末はあそこにいらんでしょう。
最近映画を見るにつけ「年とったなぁ〜」と実感することが多い。
だって自分の「現在」じゃないから。懐かしむ自分が居て。
前向きに言えば忘れかけた感覚を思い出させてくれてアリガトウ、って感じだ。
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