2004.04.29
5月目前となって最近ちょっと減って来たが
4月は道を歩いていると新入社員の群れに遭遇することがある。
みんな、若々しく真新しいスーツに身を包んで
髪形もピシ〜ッとしているのですぐそれとわかる。
多分講習等を受けて「ハイ今日は帰っていいよ」と言われて
みんなで会社を出てくるので「群れ」になっちゃうんだろう。
その中にちょっと目立つ人がいた。
ひとりだけ真新しいダブルのスーツを着ているのだ。
場所が新宿だけにダブルのスーツ着用率は
丸の内などに比べれば多いとは思うが、
一緒に歩いている人たちは普通の新入社員スタイルだし、
彼自身もスーツ以外は顔も髪もいかにも新入社員。
4月に新卒で入社した人たちがスーツを
そう何着もたくさん持っているとは思えない。
ダブルのスーツは遊び心満点で
真面目な新入社員顔の彼からはどうにも浮いていた。
スーツを7着持っていれば1着くらいダブルでもいいかなという気もするが
あんまり普通の新入社員、ダブルのスーツ着ないよね? そうでもないのかな?
なぜダブルを選んじゃったんだろう? おしゃれに対するこだわりで敢えて?
まぁ個人の自由だとは思うんだけど、すごく気に入っちゃったんだろうか?
すべてみんなと同じである必要はまったくないが、
ダブルのスーツには、
初めてそれをデザインした人がおそらく思い描きもしなかったであろう
イメージが一人歩きしていると思う。
仲間と談笑しつつも「やっちゃった」感が漂う彼がとても印象に残った。
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2004.04.28
あれは私と姉がまだ小学生だった頃。
理由はすっかり忘れたが姉と大げんかした。
しばらくやりあったあと、気がおさまらない私は
こっそり姉が大切にしているリカちゃん人形を
いつもしまっている場所から取り出し、
姉の勉強机の滅多に開けない一番下のひきだしに隠したのだった。
そんなことはすっかり忘れたとある日、
姉から人形ごっこに誘われた。
もちろん私も人形ごっこは大好きなので快く応じた。
「ない〜〜っ! リカちゃんがない〜〜〜〜っ!!」
姉がリカちゃんがないことに気づき、騒ぎ出した。
半狂乱であちこち捜しまわる姉。半ベソかいてる。
私は隠したことなどすっかり忘れていたので気の毒に思い、一緒に捜した。
捜しているうちにけんかの記憶が脳裏をよぎった。
「あ」。
完全に隠したことを思い出した。
しかし普段から片付け下手な私達、管理にも自信がないので
姉は完全に自分でどこかへやってしまったと思っているようだ。
疑う様子など微塵もない姉に私は告白することができず
知らん顔して一緒に捜し続けた。
言ってしまったら今の良好な姉妹関係にヒビが入り、
またケンカが始まっちゃう。
いつまでたっても姉はひきだしを捜さない。早くひきだし開けろ。
じれて私は言った。
「机のひきだし捜してみた?」
「ううん。でもこんなとこしまうわけないし…」と姉。
「一応捜してみなよ」
促されてひきだしを捜し始めた姉はほどなくリカちゃんを救出。
「あった〜〜〜〜っっ!! リカちゃんがこんなところに〜〜〜っ(歓喜)!!!
でもなぜこんなところにしまったんだろう?」
どき。ば、ばれるかな。
「アンタが言ってくれなかったらここ絶対見なかったよ。ありがとう!」
…感謝してるよオイ。
私はハニワ顔でだまってうなずいていたと思う。
かくしてお人形ごっこは無事開催された(たぶん)。
人を疑うことを知らない姉の純粋な心に胸が痛んだ。
お姉ちゃん、忘れてると思うけどあのときはごめんね。エヘ。
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2004.04.27
ゲーム『ピクミン2』の歌は童謡の『黄金虫』そっくりですよね?
てかほぼ替え歌?
前の歌好きだったんだけどな。
「食べられる」ってとこが切なくて。
どうでもいいですよ♪なネタでスンマセン。
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2004.04.26
何かと話題の酒井順子著『負け犬の遠吠え』を読んでみた。
30才過ぎて未婚・子ナシは負け犬…ってハッ私の事!?
苦笑しつつも無視できず、書店で手にとった。
いやぁ、概ね共感できた。わかるわかる。
私は著者のような高学歴で高収入な負け犬ではなく、
低レベルな負け犬なので並べて考えるのはおこがましい気もするが、
それでもふんふん、とうなずき、ニタニタ笑いながら読んだ。
特に「負け犬と依存症」の項は言いえて妙。
私は伝統芸能にはほとんど興味がないが
興味を持ち出した負け犬を何人も知っているし、
舞踏や手芸やおっかけに没頭している負け犬仲間も知っている。
さしずめ私はblogに依存することで
イヤ汁を滴らせ、発散しているのだろう。
著者の酒井順子は『Olive』誌で
マーガレット酒井を名乗っていた頃から
同世代としてちょっと気になる存在ではあった。
お互いオトナになっちゃったんだねぇ、とつくづく思う。
でもこんな鋭い目で負け犬の特徴を観察し、
同志としてであっても的確に指摘する酒井さんとは
もしどこかで出会っても
怖くてお友達にはなりたくないなぁと思うのも本音ではある。

負け犬の遠吠え
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2004.04.25
新宿、紀伊国屋サザンシアターで、
こまつ座・井上ひさし作・大竹しのぶ主演『太鼓たたいて笛ふいて』を観て来た。
友達に誘ってもらい、それ以上の情報を持たずに出かけて行った。
こまつ座も井上ひさしも大竹しのぶも
以前から一度観たいとは思っていたものの観たことがなく、
思ったよりチケットが安かった(5250円)こともあり行くことにした。
内容は戦時中〜戦後の、人気作家林芙美子の人生を描いた音楽劇。
要所要所で効果的に音楽が使われていたと思う。生ピアノも良かったし。
再演とのこと、初演の評判が良かったであろうことは観て納得がいった。
大竹しのぶがとても華があって魅力的で、
私のようなドシロウトがいうのもナンだが、うまかった。
出演者みなさん好演されていたが
母・林キクを演じた梅沢昌代がすごくよかったと思う。
人が好い明るい母として観衆を笑わせ、
年老いた演技も自然で感心した。
私は林芙美子についての知識はほとんどなく、
『放浪記』という作品で有名な、波瀾に満ちた作家、
…くらいの認識しかなかったが
戦後の芙美子の後悔と決意は胸を打つものがあったな。
観に行って良かった。
余談だが客席に野田秀樹さんを発見。
友人は劇団☆新感線の中島かずきさんもいると言っていた。
なんとなくちょっとラッキー。
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2004.04.23
始まりました〜。
おだやか過ぎて逆に気味が悪い導入部だ。
もしかしてこのまま2時間のほとんどを
「今までのお話/名場面集」で費やすつもりかなぁ。
しかし11才の麗香にドロドロのいきさつを包み隠さず全部話すのか?
「ボタバラブーム」とかいっても
昼間の放送でほとんど観たことがないという人もいるから
回想が欠かせないのはわかるけれど。
うーん…。
なんかもういいかな。
番組終了して時間が経ち過ぎちゃったかも。
それにやっぱりこういうの、
プライムタイムには向かない気がする。
最後の30分だけ観ようかな。
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2004.04.22
今期のドラマに篠原涼子が主役、準主役級で2本も出ているよ、と思っていたら
もっと出ている人がいた。
陣内孝則。最近ドラマの記者会見などでよく見るな〜と思っていたら
午後9時〜 電池が切れるまで
午後10時〜 離婚弁護士
午後11時〜 ドリーム 〜90日で1億円〜
と木曜日に立続けで3本も。『ドリーム』は月〜木帯だけど。
どうしてこんなに仕事してるんだろう?
来た仕事全部受けてたらこうなっちゃったのか?
イヤ別に嫌いとかそんなことはまったくないんですが
よく働くなぁと思って。
新しい家でも建てるのかしら。
映画で借金でもしたかな?(邪推)
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2004.04.21
『MONSTER』を観ようと思ったら野球の放送延長で30分遅れ。
しかたないので暇つぶしに何か他の番組を観ようと番組表を見たら
1時から『ウルトラQ』をやってるじゃないのっ。
『ウルトラQ』といえば昔昔、
ウルトラマンよりもっと昔やってた特撮番組だ。
再放送で何作か見たことがある。
新シリーズが始まるっていうのはテレビ雑誌で読んで知ってたけど
そうか火曜日だったのか。
見始めるとこれがなかなか楽しくて。おお金子監督ですか。
『世にも奇妙な物語』みたいだな、いや、そもそもこっちが先か。
いや『トワイライトゾーン』みたいだな、
などと思いながら楽しんでいたら早くも1時10分。
そろそろ『MONSTER』始まっちゃう。
ここから先、CMごとにザッピングしながら視聴した。
『MONSTER』は原作を読んでいないので見のがせない。
まだ第3話、物語は始まったばかりだ。
引き込まれるよなぁ、おもしろい。
集中して『ウルトラQ』のことを途中から忘れてしまい、
気づくと『ウルトラQ』はエンディング。
罪作りな編成だわ。録画しときゃいいんだけど。
もし野球の放送延長がなくてもやっぱり少しかぶるし。
来週はどっちもしっかり観よう。
そして『MONSTER』もエンディング。
またJAPAN好きなヴィジュアル系バンドが歌ってるよ、なんて思ってたら
ホンマモンのデビシルだぁ。今も麗しいままでしょうか。
日テレの深夜枠アニメはなかなかいいと思う。
萌え系オタクに媚びないセレクトが
普通のマンガ好きオトナにも好感が持てるのではないだろうか。
でもオタクの人だってこういうの嫌いじゃないよね? たぶん。

「MONSTER」オリジナルサウンドトラック
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2004.04.20
田舎にひとり暮らしの母がいる。
訪問販売に非常に弱い。
簡単にドアを開けてしまう。
今までに眉唾健康食品、眉唾浄水器、大量の樽入り味噌などを購入している。
秘密にしているのが他にもあるかもしれない。
CS放送の機器レンタル会員になったときは
20チャンネルも契約させられていた。
CNNやサッカーなど見るはずもないのに。
まぁそれは私が気づいた時点で
楽しめそうな6チャンネルセットに変更したけれど。
先日実家のある市内に嫁いでいる姉から電話があって、
今度は母が30万もする羽毛布団を購入したとこぼしていた。
「よく眠れるようになった」と母が喜んでいるので
あまり叱れなかった、と姉が言っていたので私も知らないふりをすることにした。
しかし30万とは法外な。今どきデパートで上等なのを買ったって5、6万だ。
しかも羽毛布団とはまたベタな。20年も前から聞くではないか。
「訪問販売は怪しい商品も多いし、相場より高いし、
不都合が生じた時には会社がなくなってることもあるから
買いたいものは自分で出かけて行って吟味して買うほうがいいよ」
と、何度も注意しているのに
なぜ母は繰り返し訪問販売のドアを開けてしまうのか。
すでに仕事を引退し、年金だけが頼りの母に
それほど余裕があるとも思えない。
母は寂しいんだろうか。
「気さくに話し相手をしてくれる優しい人」から
つい買ってしまうのではないだろうか。
明らかにカモにされている。
自分の親が悪徳商法のカモにされているかと思うと無性に腹が立つ。
母はのんきにちょっと大きな買い物をして満足しているようだが
いつか騙されて大きな負債をかかえたりしやしないか不安になる。
離れて暮らしていると、たまに実家に帰った時
ドアに怪しい記号の落書きが書かれていないか
チェックすることくらいしかできないのが歯がゆい。
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2004.04.19
先日、上野の国立科学博物館に『STARWARSサイエンス&アート』を観に行った。
模型やコスチューム、ストーリーボードなど、
1作めからエピソード2までかなりの量の展示物があった。
途中で休憩できる椅子かなにか置いておいてほしかったくらい。
アミダラの衣装はゴージャスだったなぁ。
見ごたえがあったしおもしろかった。
スター・ウォーズが好きな近隣の方はぜひ。
あ、常設の恐竜の骨なんかも久しぶりで観て楽しかった。
恐竜のシッポ、みんな上がってた。
昔は引きずってたけど。
知らない間にどんどん科学は進歩し、
あたらしい学説などによって展示物にも細かい変化があるようだ。
たまには行ってみるとお勉強になるッスよ。
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2004.04.18
遅ればせながらバックナンバーを売っていたので
ananの先週号を本屋さんでチラ見した。
ネットでアンケートに参加したので気にはなっていたのだが
ワイドショーから1位は木村拓哉との情報はすでに得ていたので
いいやと思って買わなかった。
かなり細かくカテゴリー分けされているアンケートに
せっせと答えたのに私が押した有名人がほとんど入っていない。がっかり。
大杉漣も入れてよ。
どちらかというとTV Bros.人気投票に気持ちが近いことに気づいた。
1位 荒川良々
2位 遠藤憲一
3位 佐々木蔵之介
だって。いいじゃん。イイ味です。
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2004.04.17
最近やってるニュービーズ Wash&CareのCMに出てくる男の人が失礼だと思う。
セリフは正確に覚えていないが、友達か彼女と思われる女性に
「ハナちゃんいつも同じ服」みたいなことを言うのだ。
何年もつきあってる彼氏だったらまぁそうでもないかもしれないけど
友達程度の男の人にそんなこと言われたらかなりへこむ。
つきあってる彼だとしても、
そんなこといちいち指摘しないでほしいよな。
ニュービーズでちゃんと洗ってるんだからさ。
いろんな服着てきてほしければ見慣れない服を着てる時だけほめれば良いの。
そうすれば彼女だって「あ〜、ちゃんと見てるんだ」って気づくからね。
まぁCMのハナちゃんはまったく気にしてる様子はないけれど。
大昔…高校生の時、ちょっと意地悪な友達がいた。
その意地悪な友達(以下意地悪子)は、4、5人で会ったとき、私を指差し
「あ、この間と同じ服〜」と指摘した。
この間、というのは意地悪子とたまたまふたりだけで会ったときのことで、
指摘しなければ他の誰もそんなことは知らないのだ。
そのとき意地悪子と私以外は男の子ばかりで、意識的に指摘しやがったのだ。
なんて意地悪なヤツかしらと腹が立ったのを久しぶりで思い出してしまった。
その意地悪子とは特別仲良しではなかったが、
共通の友達がたくさんいたので縁を切ることもなく
なんとなくつきあいは続いた。
意地悪子には他にもたくさんたくさん失礼&意地悪な思い出があるけど
書き連ねても自分の執念深さを露呈するだけなのでこのへんにしとこ。
後日確認したところ、CM中のセリフは
「ハナちゃんいつもそれ着てない?」でした。
やっぱり失礼。
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2004.04.15
この一週間、イラクの人質問題にまったく触れてこなかったが
心配していないわけでも関心がないわけでもない。
もともと政治と宗教に無関心な私でも、やはりとても気になっている。
私の考えと近いものはネット上でいくらでも目にするので
少数派意見とは思わないが、
実際身近な人たちと話すと意見が合わないと感じることが多い。
大好きな人たちと意見が合わないのはちょっと悲しい。
しかし、頑固な性格ゆえ、簡単に考えは変わらない。
かと言って相手の意見を変えるほど説得力のあることを言う自信はない。
それで話を変えてしまう。
でも相手にも意見が違うという空気はすでに伝わってしまっているので
なんともやりづらい。
本当は目をそらさず意見交換することが大切なんだと思う。
政治や宗教や人権など、普段、真面目で堅く、
しち面倒臭い気がして話し合うことを避けて来た話題は
こんなとき、うまく話すことが本当に難しい。
大切なことには違いなくても。
ここでは早くうまいこと解決してほしい、とお茶を濁すことにしよう。
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2004.04.14

今日は仕事ゼロの完全オフだったので映画を観て来た。
『花とアリス』。春休みも終わり、上映ギリギリに行ったが楽に座れた。
とても瑞々しい作品だった。
10代の女の子は無邪気で、傷つきやすく、ちょっと残酷だ。
自分に照らすとずいぶん昔の事になってしまったが
主人公のふたりに感情移入してチクチク胸にくる。
岩井監督の作品は久しぶりで観た。
彼の作品の中では『フライドドラゴンフィッシュ』が一番お気に入りだが
『花とアリス』はそれに次ぐかも。
情景も音楽も美しかったし。
アリスと父親のシーンが好きだ。
この年頃特有の、しっくりこないかんじを出しつつも、暖かい絆を感じる。
難を言えば有名人を無駄に出し過ぎた感がある。
あんなにチョコチョコ有名人を使う必要があっただろうか?
少なくとも広末はあそこにいらんでしょう。
最近映画を見るにつけ「年とったなぁ〜」と実感することが多い。
だって自分の「現在」じゃないから。懐かしむ自分が居て。
前向きに言えば忘れかけた感覚を思い出させてくれてアリガトウ、って感じだ。

花とアリス 特別版
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2004.04.13
光れ、と言ってもおでこのことではない。
相変わらず忙しくいろんなドラマに出演している西村さんだが
最近あんまり役に恵まれていないように感じる。
どの役も上手に演じてはいるが、
西村雅彦じゃなくちゃ、という役ではないような。
思うに、やはり西村雅彦は三谷幸喜脚本で最高に光るのだ。
ここ数年、三谷作品にはぱったり出演していない。
東京サンシャインボーイズ当時の芝居のパンフレットでは
「三谷作品には全部出たい」と答えていた彼がいったいなぜだろう。
お正月の古畑にも出ていなかったし、
『新選組!』なんてぴったりの役が絶対あると思うのにやはり出ていない。
真偽のほどは知らないが、「仲たがい説」というのを耳にしたことがある。
本当かなぁ。本当だったらお互いの為に早く仲直りして
良い作品を作っていってほしいものだと切に願う。
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2004.04.12
明日からスタートするドラマ『ワンダフルライフ』の
ストーリーを大まかに予想してみた。
天才バッター・桐島は、傲慢不遜で協調性のかけらもない嫌われ者です。理解者は代理人の妻坂だけです。その桐島が愛人といたホテルで転倒、大けがを負ってしまいました。球団からクビ、妻からは離婚を言い渡され、無一文で街に放り出された桐島に、妻坂が持ってきたのは常敗少年野球チームの監督職。借金取りに追われる桐島は、メンバーの姉みずきの用意した契約金50万円欲しさに引き受けることにしたのでした。
これが初回あらすじ。
フジテレビのサイト読んで丸写しすると叱られそうなので多少編集した。
ここから予想。
商店街の人たちや、野球がへたな子供達と、
いろんな出来事(ここが毎回のエピソードなわけだけど)を通じ、
衝突しながらもいつしか心を通わせ、
桐島も徐々に精神的成長をし、子供達も上達していく。
そして大切な試合のその日、
桐島にプロ野球復活かメジャー行きのチャンスがやってくる。
桐島は悩んだ末、商店街を去る決意をする。
少年たちは桐島との思い出を胸に、大会で優勝し、
桐島は鮮やかな復活を遂げる。終。
この話、なんか知ってるなぁ。
あ。三上博史主演の『それが答えだ!』じゃん。
マエストロ成瀬=天才バッター桐島じゃん。
…ってちょっと意地悪な書き方をしたが
別に皮肉で言ってるわけではない。
実は私はこの手の話が大好きなのだ。
あらすじを聞いただけでだいたい先が読めてはしまうものの、
それでもやはり好きなのだ。
観終わったあとのすがすがしさがいいの。
共同テレビのドラマにはこういったサクセスストーリーがよく出てくるように思う。
一癖も二癖もある、しかし人間味があって憎めない主人公と
それを取り巻くやはり味のある登場人物たちが
時には傷つけあい、時には慢心し、喜びを分かち合い、
努力して何かを成し遂げてゆくハートフル(表現が恥ずかしい…)なストーリー。
「ああ、まただわ」と思いつつ、ついつい観てしまう。
きっと『ワンダフルライフ』もそういうタイプのドラマかなぁ、と予想した。
なんて全然見当違いだったらごめんなさい。
でもまったく別の展開になるとしたら
それはそれで楽しいと思う。
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2004.04.10
映画『きょうのできごと』を観てきた。
どこにでもいそうな若者達の
なにげない一日を切り取ったストーリー、とでもいうか。
とっても良かった。
なんだろう、既視感みたいなものを感じた。
いつか見た風景、いつか居た日常、いつか経験した感情。
あんなふうに迎えた朝があった気がする。
それは激しく強烈な印象ではなくて
優しく可笑しく懐かしい。
こんな映画は好きだ。
みんなあんなふうにほんの少し心を揺り動かしながら生きている。
なんかいいなぁ。

きょうのできごと プレミアムセット
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2004.04.08
新作アニメ版『鉄人28号』の第一話が放送された。
「え〜今さら?」と思っていたがなにげなく見てみた。
これが意外に良くて。
昔、昔の『鉄人28号』は再放送で何度か見ているはずだが、
物心つくかつかないか、という年だったので
夢中で見たとか大好きだったという記憶はない。
ソランやロビンや009のほうが好きだった。
80年代にリメイクされたヤツも何度か見たけど
時代に合わないし微妙に80年代風にアレンジされていてかっこよくなかった。
だけど今度のは気合い入っているっていうか、
ていねいに作ってあって作り手側の作品に対する愛みたいなものをすごく感じた。
時代を原作が作られたであろう昭和30年代初頭に持って来たのも
成功の要因だと思う。
あのブリキのおもちゃっぽいロボットのデザインは
どうアレンジしても未来の話には無理だし。
音楽も色づかいもデザインもすべてレトロでとってもいいかんじ。
昔のアニメをリメイクするとき、
その原作や初期版アニメをリスペクトしているかどうかは
作品の出来に大きく影響すると思う。
「今さら昔のアニメのリメイクなんて乗らないな」という気持ちが作り手にあると
それはなんとなく視聴者にも伝わってしまう気がする。
きっと『鉄人28号』は作り手側が作品を愛し、
意欲を持って作っているんだろう。
今後もあのクオリティを継続できたらすばらしいと思った。

鉄人28号 DVD-BOX 1
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2004.04.06
清水ミチコが結構好きだ。出演番組をチェックして見るほどではないが、
たまたま見た番組にゲストで出ているとちょっとラッキー、みたいなかんじ。
彼女の雑誌連載のエッセイをときどき読む。
最近、近所に住む一青窈と仲良く会っているとのこと。
一青窈にふと思いあたった。
昨年同じ雑誌のエッセイで、
一青窈の『もらい泣き』には全然もらい泣きできない、
「エイヤ〜」って。どうして売れてるんだろう?
…みたいなことを書いていたのだ。
現在その雑誌が手元にないので詳細が確認できないが
共感したので覚えている。まぁそんな内容だった。
その時点ではたぶん一青窈と清水ミチコはほとんど接点がなかったと思う。
しかしおつきあいしてみたら面白い子だったわ、ってな感じじゃないかと思うが
そんなときってどうなんだろう?
どうなんだろう?って清水ミチコとしては。
過去に記したことを直接本人には言っていないと思うが(普通言わないよね?)、
なんとなく気まずくないか?
芸能人ってこういうこと結構あるんだろうな。
毒舌で知られる人…おすぎとピーコとか
あとから悪口言ったり書いたりしたことある人と仲良くなること、
いっぱいありそうだ。
どうかミッちゃんが書いたこと、一青窈にバレませんように。
なんてネットの片隅にわざわざ書いちゃったけど。テヘ。
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2004.04.05

コンビニの食玩コーナーで『青春のオールナイトニッポン』というのを売っていた。
昔(70年代後半位?)のラジオのフィギュアに
オールナイトニッポンのオープニングテーマや
ジングルなどの音声が12秒だけ入っているシリーズ。
お菓子は入っていない。
食玩は好きだがコンプするほど凝らないので
バラバラいろんなものがたまってきて置き場に困り
最近はめっきり買っていなかった。
しかしオールナイトニッポンとともに10代を過ごした私としては
素通りできず久しぶりに1個買ってみた。
中身はシリーズナンバー1番。
ラジオのスイッチをぽちっと押すと
『ビタースウィート・サンバ』がちょろっと流れた。
なつかし〜。
音質がいかにも安っぽいけどAMっぽくてよい。
12秒がやけに短いけどまぁこんなもんだ。
初めて聴いたオールナイトニッポンは
土曜日の笑福亭鶴光だった。
まだ小学生だったが下品なトークがおかしくておかしくて、
毎週眠い目をこすりながら聴いた。3時くらいにはこらえきれず寝ちゃったけど。
クラスで深夜放送を聴いているのは3人しかいなくて、
先にオトナになったような優越感を覚えたものだ。
中学に入ると平日のニ部まで片っ端から聴いた。
くり万太郎、糸居五郎、南こうせつ、所ジョージ、タモリ、近田春夫、つボイノリオ、
コッペ、自切俳人、桑田佳祐、明石家さんま、松山千春、中島みゆき、長渕剛 etc…
授業中は寝てばかりいた。
最後に聴いていたのはデーモン小暮あたりだと思うので
10年以上に渡るへヴィーリスナーであった。
すっかりAMを聴かなくなって久しいが今も番組は続いているようだ。
テレビがほぼ24時間観られるようになり、
若者の娯楽も増えてラジオは昔程の影響力は失ってしまったかもしれないが
続いていてほしいなぁ、と聴かないくせに勝手だがそう思う。
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最近お気に入りのコンビニスィーツ。
牛乳と卵のクレームブリュレ 税込み189円。
ファミリーマートにて購入。
値段の割にはカラメルソースがリッチなお味…という気がします。
おためしあれ〜。
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2004.04.01
甥が進学のため上京してきた。
はじめての一人暮らしを高円寺の小さなアパートでスタートした。
部屋を整えたり、近所を探検したり、早くもバイトを見つけたりと
毎日楽しそうだ。いいなぁ。そんな時期、あったなぁ。
部屋探しに上京したのも含めて、何度か甥とゆっくり話したが
こんなに話すのはここ数年では久しぶりだ。
小さい頃は人なつっこくてたくさん話をした。
友達のこと、先生に誉められたこと、好きなアニメのこと。
まぁどこの家の子も似たようなものだとは思うが
中学に上がる頃から、遊びにいってもちょっと挨拶して自室に入り、
あまり話さなくなった。
こっちも何を話していいのかわからなくなって叔母は寂しかった。
久しぶりに話す甥はすっかり成長していた。
気を使われているのかもしれないが、いろんな話をしてくれた。
好きな北欧のバンドのことやおもしろい若手お笑いコンビや
いい古着屋を見つけたことや2ちゃんねるのこと将来のことなど。
映画も好きで『時計じかけのオレンジ』をすすめられた。ナマイキっ。
宇宙人が出てくるようなSFは嫌いだという。
スピルバーグやルーカスはおもしろいんだぞぅっ!
小さい頃はナメック星人やスーパーサイヤ人の出てくるマンガが大好きだったくせに。
しかしこんなやりとりが楽しくてしかたない。
それも学校が始まって友達ができるまでだろうなぁ。
今は東京にひとりだし暇だからかまってくれるけど。ちぇ。
そんなわけで新しく一人暮らしを始めた若いみなさん、
近くに住む親戚には煙たがらずに接してあげてくださいね。
オトナは全員ウザいわけではありません。
おじさんやおばさんはきっと力になってくれるし
空腹も満たしてくれるでしょう。
…しかしこの世代(特に男の子)は食べ物ではつれないんだよなー。
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