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2004.03.31

Miss Lonely

もう二.三年くらい前になるだろうか、
伊勢丹の前に佇む女性のことが忘れられない。
たった一度しか見ていないがかなり目立つ人だった。
60代〜70代に見えるその人は
白い長い髪を左右で三つ編みにし、
真紅の口紅をさし、白粉をいっぱいたたいた顔をして
フリルの乙女チックなワンピースに
厚底のハイカットのスニーカーをはいて
薄く笑みを浮かべて佇んでいた。
見てはいけないものを見たようなそぶりで人々は通り過ぎていく。
なぜあんな格好なんだろう。
誰を待ってるんだろう。
いろんな想像をしながら私も通り過ぎた。
未だに忘れることができないのはそのときの私の想像が
あまりにセンチメンタルなものだったからかもしれない。

“彼女はなにかとてもつらい、忘れたいことがあって
 自分の時を止めてしまったのに違いない。”

そう思った。
老人性痴呆症で自分の年齢がわからなくなる人がいるようだが
家族がそばにいればあの格好で伊勢丹の前にひとり立つことはおそらくないと思う。
彼女は孤独なんじゃないだろうか。
なんの根拠もありはしないが。
強く印象に残ったのは
昔聴いたユーミンの歌によく似た境遇に思える歌詞があるせいかもしれない。
戦争に行って帰らない愛する人を待つうち、
娘時代で自分の時を止めてしまった女性の歌。

 ミス・ロンリー
 50年前の日付のままカードを書く
 ときには写真に向って白い髪を編んで見せる
 ミス・ロンリー
 身の上話をまともにきく人はいない

救われたのは彼女が微笑んでいたこと。
きっと不幸ではないんだろうと思った。

斜体部分、松任谷由実『Miss lonely』より一部引用いたしました

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2004.03.30

みうらじゅんin東京ドーム

みうらじゅんin東京ドーム 郷土愛(LOVE)2004だって。
みうらじゅんさんが東京ドームでイベントをやるらしい。
東京ドームとは大きくでたな。しかも2日間も。
…ちょっと行ってみたい。
安西肇さんも出るかなぁ。
6/5,6か。一番仕事忙しい時期だなぁ。
「山岳戦隊テングレンジャーショー」に
全国からの名産品がズラリと並んだ大試食会?
すごーく行きたい。


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共同テレビ制作ドラマの演出家のこと

鈴木雅之さんは好きな演出家だ。
共同テレビ制作のドラマをよく見るし、
私の好きなドラマの演出もたくさん手掛けられている。
でも今夜の『世にも奇妙な物語〜サイゴノヒトトキ』はいまひとつ。
いい役者がいっぱい出てたんだけどなぁ。
見ている間、鈴木雅之演出とわからなかった。
星護かと思ったくらいだ。
ここ最近の鈴木雅之はどことなく星護っぽいと思う。
ちょっと前だけど『スタアの恋』なんかは鈴木作品だと気づかなかった。
今晩のもナンセンスコメディっぽいっていうのか
御都合主義にどんどんストーリーが転がってゆくかんじが星護っぽい。
ここまで書いたらバレバレだが星護演出が嫌いだ。
出だしが無駄に長くて、くどく、飽きさせるところとか
どアップをやたら多用したり、
脈絡なく楽屋オチ自己主張的に古代ローマ調装飾を出したりするとこが嫌い。
つまんないと思うドラマも多々あったし。
星護演出が嫌いがために『僕の生きる道』第一話パスしたくらいだ。
ちょっと言い過ぎ?あのドラマは好き。再放送ではちゃんと見ました。
鈴木雅之さんには今後とも良い作品を作って楽しませて欲しいし期待している。
星護ファンのみなさんはこれ読んで気を悪くしませんように。

鈴木雅之 思い出した代表作
29歳のクリスマス、王様のレストラン 、ロングバケーション 、
ショムニ、世にも奇妙な物語など

星護 思い出した代表作
じゃじゃ馬ならし、世にも奇妙な物語、小市民ケーン、
いいひと。、僕の生きる道など

追記
鈴木雅之さんの経歴を見ると、フジテレビ編成制作局制作センター勤務とのことなので
タイトルを『共同テレビの演出家のこと』から『共同テレビ制作ドラマの演出家のこと』に
変更しました。

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2004.03.28

意外と良かったドラマ

番組改編期ですっかり連続ドラマが終わってしまったが
『白い巨塔』『僕と彼女と彼女の生きる道』は
視聴率に比例して私のまわりでも結構評判が良かったし、
作品世界を楽しめた。
私は『彼女が死んじゃった。』が予想外に良かったのだが
まわりの誰も見ていない。
調べてないけど視聴率良くなかったのかしらん。
ココログ内検索しても…少ないなぁ。

自殺したゆかりの、妹、自称婚約者、一夜だけ共にした男が
ゆかりの携帯に登録された人たちを巡る旅をし、
自殺の原因をさぐるうち、ゆかりのさまざまな側面を発見し、
自分達も成長していく…というようなストーリーと受けとめている。

この死んじゃったゆかりがとてもいいの。
奔放で享楽的で気まぐれでかわいくて全力疾走で生きてる。
でも生き迷っていて実は孤独。
奔放な女というのは女性視聴者には受けが悪いように思う。
例に上げて悪いが『僕だけのマドンナ』の、するみなんて最悪だ。
ルックス以外いいとこなしだった。
しかしゆかりはとても魅力的に描かれていた。
人間は一面だけではないんだなぁ、
なんて当たり前のことを再確認させてくれた。
香川照之の演技も良かった。
今までノーチェックだったが私は見る目がなかったなあ。
長瀬も適役で好演していたし、
ゲストキャラたちも味があってよかった。
深キョンは下手だけどセリフ少なめだからまぁ我慢できた。
池脇千鶴あたり起用できたらもっとキャラが活きたと思うけど。
湘南の映像も美しく、それに音楽。
番組中にかかるインストゥルメンタルがなーんか切なくて良かったな。
そう。ストーリーもさることながらなーんか切ない演出が良かった。
好みは人それぞれだけど少なくとも『プライド』より
ずっと面白かったと思うんだけどいかがでしょう。
見なかった人が再放送かDVDかなにかで見てくれたらいいと思った。

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2004.03.27

アクセス解析blogが表示されない

新着記事一覧などからランダムにblogを読んでいると、
アクセス解析しているblogで全然読めないのがある。
blogのタイトルとキャッチフレーズは読めるのだがあとはまったく表示されない。
どうしてアクセス解析してるとわかるかというと、
画面の表示に移る前に「AccessAnalyzer」と
斜体のかかった小さい英文ロゴが一瞬表示されるからだ。
それが表示されるとまず読めない。
この「AccessAnalyzer」が商標なのかなんなのか
ほんとにアクセス解析が関係してるのか
直訳して推測しただけなので実はわからないのだが
それが出ない、たとえば手裏剣のヤツはちゃんと読めるんですわ。
私の使用しているブラウザとか、OSの問題なんだろうか?
読みたくてクリックしたのに読めないのはとてもとっても残念だ。
blog運営されてるご本人も、
よりたくさんの人に読んでもらうための参考や研究、対策として
解析しているのだと思う。訪れても読まれなければ意味がない。
ご本人にうかがいたくても、
トラックバックURLはもちろんメールの宛先も表示されないので
連絡の取りようもないし、結構な数いらっしゃるのでここに書いてみた。
「ぼくも私も読めないのがある」という方、
原因がおわかりの方、読み手側でちゃんと読めるようにできる方法がわかる方、
もしこれを読んでいらっしゃったらぜひコメントをお願いいたします。

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2004.03.26

なんか嫌いなコマーシャル-1

なぜだかよくわからないいんだけど嫌いなコマーシャル。
なんか見ていて恥ずかしいし。なぜかわからないんだけど。

田中麗奈の出ている森永アロエヨーグルトのCM

さかのぼってスポーツジム編の時から嫌い。
田中麗奈は別に嫌いじゃないし、
フジカラーやほんだしのCMは問題ない。
田中麗奈の演じてるキャラクターが嫌いなのかもしれない。
思わせぶりにスプーンでヨーグルトすくって自分で食べちゃう。
そんなちょっぴりいじわるでかわいいワタシ、
みたいのを自分で自覚しながらやってる感じが漂う気がするのかも。
私だけですかね?
…私だけでしょうね。

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『牡丹と薔薇』終了

最終回も見ちゃった。
毎回、大暴れする香世と
理解できない行動をとるぼたん、
独特のセリフまわしを見るのが楽しみで見続けた。
結局普通の感覚を持った人がひとりも出てこないドラマだった。
おかしいよ、キミたち。
『真珠夫人』もそうだったけど
「えぇぇ〜っこんな展開アリかよ〜っ!?」ってほどの物語世界。
こういうドラマの楽しみ方って、
かつての大映ドラマあたりから始まった気がする。
山口百恵が出演しなくなった「赤いシリーズ」の頃から。
まぁその頃と違うのは出演者たちもその異様な世界を
余裕を持って楽しんでいるように感じるところかな。
普通の、良質のドラマを見たあとって
その後のストーリーや描かれなかったストーリーを
自分なりに想像したりすることがある。
この『牡丹と薔薇』の最終回を見て初めて「その後」がひとつだけ気になった。
由岐雄、あのステキなネクタイいつしめるのかな〜?

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2004.03.25

アッカ情報流出〜っ!?

アッカからユーザー情報が流出、全会員110万人分の可能性も

また情報流出。今度はアッカ・ネットワークス…って
ウチですよウチそうじゃん!
本当にイヤになる。
我が家の情報なんてとっくに出回っているには違いないが、
食品メーカーや生活用品なんかの会社の顧客情報が流出したのとは
ワケが違う。結果は同じでも違う。
アッカ・ネットワークスは回線事業者だ。
コンピュータでごはん食べてる会社が
こんなお粗末な管理で運営されているとはあきれる。
意識が低すぎるのではないか。
怒ってます。もし500円くれたっておさまらないぞーっ。

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2004.03.24

忘れられない出会いと別れ

パソコン通信というのをやっていた。
知らない人もいると思うが、
パソコン通信とはインターネットの文字データのみ版、
といえばイメージしやすいだろうか。
私はそのパソコン通信の中でNIFTY-Surve(現@nifty)が提供するサービス、
「フォーラム(同じ趣味や関心をもつ人たちが集う
ネット上のサークルのようなもの)」に
参加してたくさんの人たちと出会った。
共感できる人、意見の異なる人、さまざまな人たちと活発に意見交換し、
週末朝方までチャットに明け暮れ、
また、オフ会で親交を深め、友達になった。
社会人になって一度期にたくさんの人と交流する機会というのが
それまでなかなかなくて、刺激的で楽しい日々が流れた。
そのままいつまでも楽しい日々が続くかと思えたが、
生きる限り人は絶えず変化し動いている。
仲間たちはそれぞれ次々新しく面白い場を発見し、
フォーラムを去って行った。
そして私も去った。
今でも連絡をとっている仲間もいれば、今はどうしているかわからない人もいる。
ネット上の仲間との別れというのはたいていはプッツリ、ではなく
自然に薄れ、別れが訪れていることにさえ気づかないように思う。
久しぶりに連絡をとろうとしてメールアドレスが変わったいたり、
あまりに久しぶりすぎて電話番号を知っていても電話することがためらわれたり。
それはとても寂しいことだが、それでも私は出会えたことをうれしく思う。
あのときの、あんな出会いはもうどこにもないかもしれない。
みんなが、自分と気持ちを分かち合える知らない誰かと出会うことを純粋に欲した。
出会い系サイトもインターネットさえも普及する前の、のどかな時代だった。

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2004.03.23

最近驚いたこと

先日奥山佳恵の髪形がヘンだと書いたが、
その話を友人に振ってみたらみんな同感だった。
そこで聞いた話だと、
奥山佳恵の夫はヘアメイクアーティストだというのだ!
ってことはダンナさんが奥山の髪をやってあげてる可能性が高いということ!?
そしてあの髪形は最近したものじゃなくて
結構長いことしているというのも聞いた。
身近な誰か言ってやれよと思っていたが
ヘアデザインがダンナだとしたら救い難い。

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2004.03.22

『プライド』終了

月曜9時は不思議と在宅率が高くなにげなく月9を見てしまう。
今回も断続的に見続けた。
本当は野島脚本はあまり趣味に合わない。
90年代の作品のいくつかはまぁよくできてると思うものもあったが
おもしろく見た作品はほんの1、2本。
だけど今回の『プライド』は特にいただけなかった。
木村拓哉のプロモーションビデオみたいだったし
ストーリーというよりはセリフがいちいち鼻につく。
おなじみ「メイビー」も相当だが
「美しくもセピア色に色褪せてゆく写真のように…」とか
そういう類いの普通の人は口にしないような
ポエティックなセリフがちりばめられていて
ストーリーに集中できないのだ。どんな話だったっけ。
なんだか主要な登場人物もたくさんいて散漫な印象。
番組についてインタビューに答える出演者たちも
なんとなーく作品世界について答えるのは苦しそうだったし。
いくら人気者木村くんでもあのセリフをクサくなく自然に言うのは無理と言うものだ。
野島伸司ってたくさんの作品書いてるけど
突飛な設定でのしてきたっていう印象がある。
身体や知的な障害のある人が多くでてきたり
残酷だったり過激だったり死を扱ったりする設定で
なんとなく感情を揺さぶられたり興味を引かれて見続けててしまっていたような。
だから今回の普通の恋愛や絆のドラマの設定だとちょっと弱い。
あれでアキの元彼がありえないくらいの暴力をねちっこく繰り返したりして
仕返ししたハルが逮捕されホッケー界追放されて堕ちていく…なんていうほうが
90年代の野島っぽくて作品の完成度は別として興味深く見られた気がする。
ほーんと楽しめなかったなぁ。おもしろく見た方々、すみません。

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2004.03.21

みんなドリフが好きだった

いかりや長介さんが亡くなった。
70年代はじめころ、クラスで『全員集合!』を見ていない人はいなかった。
あの頃の子供達はみんなザ・ドリフターズが大好きだった。
毎週おなかがよじれるほど笑い、月曜日には学校で真似をした。
私はザ・クレイジーキャッツにもギリギリ間に合っている世代だが、
『シャボン玉ホリデー』は親の選択で見ていたことを思えば
一番はじめに好きになったお笑いグループがドリフだ。
ちょっと大きくなって『欽ドン』を見るようになって
ひょうきん族、ダウンタウン、ボキャ天系…で、はねトびと来て
今年のホープ大賞は誰か気にしている今日この頃だがやはり原点はドリフだ。
日本中に笑いを振りまいてくれたザ・ドリフターズ。
もう以前の形で再び見ることができないのがとても残念だ。
さよなら長さん。
いかりや長介さんの御冥福をお祈りいたします。

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2004.03.20

気になるヨモギダくん

他人事ながら気になるヨモギダくん。
ヨモギダくんとは、『めちゃイケ』で数年ぶりに追っかけられている一般人だ。
彼は中学生のとき、
番組宛にナイナイに挑戦的な手紙を出したのをきっかけに番組に出演した。
数年後、大学受験のときも密かに番組が追いかけて、
岡村との友情?も交え放送された。
そして2004年、数年前からずっとカメラでおいかけていた
駆け出しミュージシャンとなった様子を放送している。
テレビで見る限り彼はとてもいい青年に見えるし、
番組を楽しく見ることもできる。
ただちょっと気になるのは、ヨモギダくんの人生を
番組がまったく翻弄しなかったといえるだろうか?ということ。
番組が人生の節目節目に現れて、ちょっといじって去っていく。
中学生、高校生と彼はちょっとした地元の有名人だったに違いない。
ナイナイや雛形あきことも会って、
他のクラスメイトの子達より芸能界を身近に感じ、
「あちら側に行きたい」と考えはしなかったか。
ミュージシャンを目指しているのは純粋に音楽が好きだからだとは思うが、
まだこれからという今バラエティに出てしまっては、
正当な評価が得られにくくなるのではないだろうか。
少年期からテレビで見ている好青年ヨモギダくんがバンド活動を始めたら
視聴者は応援したくなる。
音楽性とは別の問題だ。
これからCDを出すというとき、盛り上げるだけ盛り上げて
使い捨てて番組は去っていくのか。
知名度も上がってバンドはそこそこ売れるかも知れない。でも。
『電波少年』『雷波少年』という番組があった。
かけだしのお笑いタレントや売れないミュージシャンが
つらい旅に挑戦し、感動を呼んだりした。
ミュージシャンを応援して会場に駆け付ける視聴者たち。
今どれだけ残っているだろう。
人間性と実力は別だし、
たとえ実力はあっても「感動」の影に隠れてしまわかないか。
ヨモギダくん側が、前に進むためには
使えるものはなんでも使う気構えなら大きなお世話でしかないが
これからというタイミングでテレビが手助けするのは
ちょっと残酷な気がした。
これでバンドが売れても「身近な青年ヨモギダくん頑張って!」だ。
ヨモギダくんに再会するのはもう少し後でもよかったかもしれないと思う。

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2004.03.16

orkutってどんなカンジ?

知人からorkutの招待の打診があった。
おもしろそうだと関心を持っていたので、ぜひ、と返事した。
最近話題のソーシャルネットワーキング、
何かおもしろいことを始めるきっかけになればいいと思っている。
ところでorkutってカタカナ読みでどう発音するの?
どなたか親切な方、教えてください。
今年に入ってリヴリー(バーチャルペット)を育てている。
ソネットタウンに部屋も借りた。
不馴れながらblogも始めてネット三昧。
こんなにパソコンで遊んでいるのは20世紀後半に楽しんだパソコン通信以来。
インターネットが急激に普及してイヤなこともたくさん目にしたし
マナーの荒廃に落胆したこともあったが、久しぶりに楽しんでいる。
長く続くといいと思う。

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2004.03.15

女子マラソン代表決定に思う

マラソンのオリンピックの代表選手が決定したが
決定は妥当だと思う。
チャンスは何度でもあるわけではないから
ここぞというとき最大の力を発揮できなかった高橋選手は
残念だが今回はしかたがなかったと思う。
みんなオリンピックに行きたいし必死に頑張っている。
勝負の世界は厳しいなぁ。
代表選手にはオリンピックで思う存分力を発揮してほしいし
高橋選手も活躍を続けて欲しいと思った。

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2004.03.12

この女優をほめる

特別大ファンというのではないが、いい芝居するよなぁと思う女優がいる。
コンスタントにドラマにレギュラー出演しているので
スタッフ受けは悪くないと思うが
実力の割に世間的な評価はいまひとつに思う。
誰のことかというと篠原涼子である。
私はテレビドラマが好きでよく見るし、
ドラマ好きの友人と話す機会も多いのだが
「篠原いいよね」と誉める人に滅多に会ったことがない。
『ギフト』というドラマに出た頃から上手いなぁと思っていたのだが。
なぜか考えてみた。
ひとつには、篠原涼子がその魅力を発揮するのは、
役柄に一定のパターンがあるからだと思う。
ちょっとバカで可愛くて、はすっぱだったりする役の時
彼女は最大の魅力を発揮するのだ (※1)
ちょっとバカだったり、
はすっぱだったりする役は主役になりにくい (※2)
それゆえ、世間的な大人気に結びつきにくいのだと思う。
だがこの役柄を得意とする有名女優は希有なので
もっと評価されていいのではないかと思うのだ。
これで上品でしとやかなお嬢様の役や、
明るく聡明な女性の役もうまくこなせれば文句ないのだろうが
(実際たまにはそういう役を演じているときもあるがそれほど光らない)
そういう役をこなす女優は山程いるので
篠原涼子はこれでいいと思うのだ。
逆にちょっとバカで可愛いはすっぱ女の役なんてできそうにないのに
人気を誇る女優もたくさんいるように思うし (※3)
得意不得意はあっていい。
ふたつめ。
正統派の美人女優というのでなくても、主演でなくても、
ドラマ好きの視聴者に評価の高い女優はたくさんいる (※4)
篠原涼子は元アイドル (※5) という微妙な過去が演技派を名乗るのに
少しばかり邪魔をしているのではないだろうか。
正統派の美人女優というには
得意な役柄が「ちょっとバカで可愛くて、はすっぱ」では少し違うし、
演技派を名乗るのには元アイドルという肩書きは邪魔なだけだ。
元小劇場の舞台出身、とかだったらもっと評価が上がっているのでは?
以上のふたつを踏まえた上で篠原涼子の演技を見てほしい。
「素なんじゃね〜の?」と言わずにね。
あ、評価イマイチの一番の原因はこれ?「素」疑惑?


※1 『ギフト』『きらきらひかる』『カバチタレ!』『HR』
   『ぼくの魔法使い』などはハマり役でした。

※2 『ぼくの魔法使い』は珍しく強烈なバカ夫婦が主役です。おもしろかった。

※3 はすっぱな矢田亜希子やちょっとバカな小雪は今現在考えづらいでしょ?

※4 小林聡美や深浦加奈子などは実力に見合う評価をされているように思います。

※5 東京パフォーマンスドール出身、
   『恋しさとせつなさと心強さと』はダブルミリオンだそうです。
   バラエティ番組レギュラー出演も多数有。これも演技派には邪魔な肩書きかも。

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2004.03.10

女社長って

職業柄、ときどきデザイン事務所や編集プロダクションの女社長に
お目にかかる機会があるが、なぜか美人が多い。
バリバリやり手なかんじの美人、
おっとり癒し系の美人などさまざまだが
共通しているのは実年齢より若く見えることと、
知的美人だということ。
アタマ悪そう、という美人社長には会ったことがない。
美人だけどアタマ悪そうなフリーライターやエディターはいなくもない。
やはり美人なだけでは社長になれないようだ。知性が備わっていないと。
逆に言うと女性は知的で商才に長けているだけでは社長になれない。
別に社長になりたいわけではないが、
女性が社長になるのは男性が社長になるより大変だと思う。
少なくともデザイン事務所や編集プロダクションの社長はそうだ。
デザイン事務所や編集プロダクションは美しかったり、
センスのいいものを作ることを要求されることが多い。
美人でセンスのいい社長の事務所に依頼すれば
いいものが出来上がってくるような気がするのは自然な発想だ。
ではなぜ同じ業界にあっても男性社長は外見をさほど問われないのか?
それはみんな女性にあっては、美人と仕事をしたいからだ。
もっと女性の社会進出が進めば
男性の社長も外見を問われるようになるかもしれない。
男も女もきれいなものが好きなのだ。
そんなこと今さら言わなくてもわかっていることだが
美しいってとっても得なことだ。
うらやましいけどせいぜい他の面で勝負しよう。

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2004.03.05

奥山佳恵の髪型…

久しぶりに奥山佳恵をテレビで見かけた。
髪型がヘンだと思う!! イヤ、ヘンだと言い切りたい。
最近奥山を見てない人に説明すると、クラシカルなショートボブっていうか
大正モガみたいなカッチリスッパリきれいに揃ったオカッパ。
ちっとも似合ってないし服とも合ってないし最近流行とも聞かないし
なんであの髪型にしたんだろう?いつからあの髪形になっちゃったんだ!?
ファンじゃないのでどうでもいいといえばいいのだが
想像するに、映画『シカゴ』観て
キャサリン・ゼタ・ジョーンズの美しさに触発されたのではないか?
だいぶ違うものになってますよ。
それにしても髪だけ浮きまくっている。かぶりものみたい。
ヘルメットを脱げ!ってかんじだ。…ちょっと言い過ぎました。
でもマネージャーさんとかダンナさんとか身近な人、
誰か言ってあげてよ。

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2004.03.03

サトエリのお仕事

佐藤江梨子はワイドショーのコメンテーターとしてはどうかと思う。
スタイルはもちろん、
顔もかわいいし(ジョージア3人娘が並ぶとやや顔幅が広いのは色白なせい?)、
映画の主演も果たした。
しかしファンの方には申し訳ないが、
現在CX系朝のワイドショー『とくダネ!』の
コメンテーターとしての仕事はなぜ起用されたのか理解できない。
奥様層にも認知され、好感度を高めたい佐藤側の考えは理解できても
番組側の意図がわからない。
だってしゃべれないんだもん。
同じ所属事務所でも小池栄子やMEGUMIだったら
もう少し気の利いたコメントができるのではないか。
『ごきげんよう』を見たら
ゲスト出演した佐藤はリラックスして普通に楽しくしゃべっていたようだ。
だがワイドショーは事件や事故、スポーツ、政治、芸能など話題が幅広いので、
視聴者が賛同できるような的を射たコメントをする人や
適当にまぜっかえしたりおもしろいことを言ったり臨機応変にできる人が
適しているように思う。
佐藤はそのどちらでもない。
コメントを求められるまでほとんど黙っているし
たまにしゃべってもなにかはずしてるというかしっくりこないように思う。
ワイドショーではオバサン的感性が好かれるのだ。
「アラ、この子わかってるじゃない」と視聴者に思われる感性。
旬かどうかはあまり問題ではない。
サトエリより使い古されても山田まりや。
番組のミスキャストなのではないか。
「かわいいしイエローキャブだしトークも適当にイケるだろう」と
よく調べなかったのでは?
もしかしたらやはりコメンテーターで見かける野田社長(こっちはなかなか)と
抱き合わせで契約したのだろうか…?
頑張れサトエリ!他の仕事で。

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2004.03.01

CMに見る景気回復傾向(?)

最近のセブンイレブンのCM、変わったなぁと思う。
バブルが崩壊した頃からだったか(石田ひかりを起用したころからだった!)、
扱う商品を全面に打ち出し「おにぎり○○円」や「蕎麦がおいしくなった」
みたいな直球なCMになっていたように思う。
80年代ローザ・ルクセンブルグや斉藤ゆうこが出演した頃の
セブンイレブンのCMは個性的でなかなか楽しかった。
今現在放映中のはセブンイレブンという、
街のオアシス的スペースを売りにしたつくりに思えるが、
好き嫌いは別として、なんとなくバブル期のイメージ寄りのものに
近くなっているように思えるのは私だけ?
景気が悪化してイメージ広告っぽいものは減ったと思う。
やたら安売りを全面に打ち出したCMが増えて久しい。
わかりやすいと言ったらわかりやすいが、なんとなくつまらないと感じていた。
そんな時代にあってセブンイレブンのCMは異色に感じる。
そう思っていたらイトーヨーカドーも「アイラブ生活」と銘打って
川原亜矢子起用のイメージっぽいCMを打ち始めた。
つい最近まで「フリース○○円セーター○○円」ってやってたのに。
これはもしかしたら安値を売りにしなくてもいいくらいには
少しずつ景気が上向きになってくる前兆なのでは?
あまりにも安直な空想に過ぎないが、そうだとしたら歓迎すべきことだ。

 これカテゴリどうしよう。経済ってのも面映いし。迷うな。テレビ?


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