2005.03.14

ALCOTTを歩こうっと(反省)

三越新宿店の改装がほぼ終わったようだ。
正確には3月31日(木)にALCOTTとして生まれ変わるということだが、
地下2階「フード&ビューティ」が12日にオープンしたのでふらっと見に行ってきた。

いやー、なかなかです。いいと思います。
ジュンク堂とLOFT見に行ったときにも触れたけど、もともと三越ってあんまり好きじゃなかったの。
若さがないっていうかさぁ。若くない者が言うのもナンだけど。
高級感とか格調高さはあるんだけど、友達や彼と買物に行くっていうよりは、お母さんとデパートへ、っていうかんじがして、なんだか退屈な印象なのでした。上等なものは揃えてるけど斬新なものはない、みたいな。だからリニュアルしてとてもよかったと思います。

デパ地下好きな私としては、食品街が消えたのは寂しいけれど、まぁそれは伊勢丹におまかせするとして、地下3階に雑貨のfrancfrancができたのはちょっと楽しいです。francfrancは私の認識が正しければ90年代にのしてきた雑貨チェーンで、シンプルでクセがなくそこそこ安価で庶民的な雑貨が揃います。おしゃれな部屋に住みたい若いカップルに最適な手が届く生活雑貨やインテリア。ま、私はもっぱらお友達のプレゼントなどにバスグッズを買ったりなどの利用をすることが多く、自分ちではカネボウナイーブってさらに庶民的な石鹸なんか使ってますが。
これでサザンテラスやルミネまで行かなくてもいいんだぁ、と思ったけれど広いスペースのわりに家具類の大物が多く陳列してあるためか文具はナシなのがちょと残念。

で、その横に手芸屋さんのABCクラフトっていうのができてました。
なんかこの雰囲気、ダメかも。
オカダヤとかたまに行くんですよ。生地やら裁縫用具やら手芸用品やら、見るのは結構楽しいのです。手芸は自分ではあんまりやらないけど手作りのものは好きだし、プレゼントされるととってもうれしい。ものによるけど。興味がないわけじゃないの。ただね、このお店、すごーく“有閑マダムの暇つぶし”の匂いがするんだなぁ。平日の昼間に行ったりするからいけないのかしらん。裕福そうな奥様がグループで習い事の先生のうわさ話しながら楽しそうに何かの金具選んでたなぁ。などと毒づきながらもビーズアクセサリーのキットが安かったので買ってしまいました。いつつくるんだか。

地下2階に上がりまして、「フード&ビューティ」でございます。
ここのフードはなかなかよさそうですよ。食べないで帰ってきちゃったけど、特に気になったのはドーナッツプラント。ようやく新宿上陸。いらっしゃーい。でも最近忘れてたけど今ダイエット中なので我慢しました。

それとドナテロウズビューティ&ヘルシー。昔ここのアイスクリームよく食べたんですよ。カップに3種類入れてくれてね〜。恵比寿に居たおしゃべり好きなお兄さんどうしてるかな。もうそのお店はなくなっちゃったけど。そんな思い入れもあり、ドナテロウズ熱列歓迎。ま、タカシマヤにも入ってルんだけどね。

そしてカレーのお店トーキョールー。テイクアウトもできるカレーとシチューのお店で、種類が豊富でつい買って帰りたくなっちゃった。おいしいかな? まぁ近いうちに買ってみよう。Soup Stock Tokyoの会社なんですね。

Soup Stock Tokyoが入らなかったかわり? に入ったかどうかは知らないけどチャウダーズっていうスープのお店も気になったわ〜。関東に何軒もあるんですね。知りませんでした。

もうひとつ、食べるところで粥麺茶房。お粥を気軽に食べられるお店がないかなぁと思っていたので、このオープンはうれしいです。種類もいっぱいあるみたいだし。

他にも製菓材料のお店や、チョコレート屋さんなど、全店制覇したい勢い。いつかきっと。

さて、ビューティスタジオですが、多分私はあんまり利用しないと思うけど(だって高そうなんだもん)、眉専門サロンのアナスタシアは海外セレブに人気で既に有名ですね。私は利用するとしたら15min biew'sかな。15分でメイクしてくれて2625円は魅力。今度デートのとき試そう(予定なし)。
他にもエステが数軒。エステってそんなに需要あるの? 私などは興味はあっても料金が高い上にさらに高い化粧品とか買わされそうで二の足踏んでしまいますが。大好きだった新宿5丁目の伊勢丹クィーンズシェフ閉めたあとにオープンした伊勢丹ビューティパーク、いつも空いてるけどますます人が流れて行かなくなりそう。

長くなりましたがこのようにALCOTTには今までになく期待を寄せております。初めてありがとう言うよ、三越。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

2005.03.09

テレビ見ながら考えた

初めましてじゃないみなさん、久しぶり!
だめーなカンジになってました。
忙しかった〜。いつのまにかマイ一周年も過ぎてしまったし。仕事先と家の往復で世間的に退屈で寂しい人と言われそうな日々でした。でも仕事はおもしろかったです。ハードだったので二日寝込みましたが、その間見たテレビのことを少し書きたいと思います。

内館牧子のドラマの再放送を見ました。
私、彼女の作品が好きじゃないです。前からなんとなくそう思っていて、この機会に何が嫌なのかちょっと考えました。

登場人物の性格が嫌いなんです。
内館牧子の名を初めて知ったのは『想い出にかわるまで』(1990)というドラマからなんだけど、そのころからあの見終わったあとのイヤ〜な後味が印象に残っています。
みんな自分のことばかり考えていて、常軌を逸した行動をとり、女性の登場人物は終始恋愛や結婚のことばかり考えていて、年齢や仕事に強いコンプレックスや焦りを持ち、人を妬んだり憎んだり陥れたりばかりしてるの。んもうドロッドロ。そういうストーリーもたまにはあっていいと思うけれど、この方の作品はいつもその調子なので、もしかしたら作者のスタンダードな考え方が反映されているんだろうか? なんて考えてしまうんですよ。人間の内面の情念やなどを描き出そうとしているものの、急に非常識で現実離れした行動をとったり、あっさり考え方を変えたりするものだから、ストーリーに深みがないっていうか、イヤな性格の人達のドロドロ醜い悪意ばかり見せつけられるだけで楽しめないんですね。結婚結婚って30前後の登場人物はやたら焦ってます。

『都合のいい女』というドラマでは主人公の浅野ゆう子が男に捨てられたくなくておとなしく言いなりになってるような年増女の役をスッピンに近い顔出して体当たり演技してたっけ。

『想い出にかわるまで』は姉がマリッジブルーでうだうだ言ってる間に婚約者を妹が奪って結婚しちゃう話。イライラさせる今井美紀と猪突猛進する怖い妹の松下由紀の演技は良かったけれど。

で、最近再放送してた『週末婚』は主人公永作の姉松下が永作の婚約者の兄とさっさと結婚して永作の結婚がダメになるという導入で、そのあともドーロドロのまたしても滅入るストーリーだった。
なんでこんなにイヤな姉妹関係ばかり書きたがるんでしょ?
そして再放送が始まった『年下の男』の稲森はやっぱり30過ぎて年を感じて焦ったり会社に居づらくなったり、結婚したがったりしてる。
そういや『昔の男』の紀香も年齢が理由で職場異動させられてたような…。
なんかすごく滅入る! こんなにつらい状況で30過ぎた独身OLのみなさんは年齢のことなど気にしながら居場所をなくしてひたすら結婚夢見ながら暮らしているのかしら? 今どき、まさかねぇ。皆無ではないと思うけど。ちょっと狭いんじゃないの? 人生そればっかりじゃないでしょと。たまには笑い飛ばして見ろと。

あ、ちなみに『クリスマスイヴ』『あしたがあるから』『ひらり』『私の青空』は人気ドラマだったけどほとんど見られませんでした。でも嫌いな割によく見てるなぁ(笑)。

今、ネットを検索していて内館牧子のインタビューを見つけました。どうもドラマの中の『お局扱い』描写はOL時代の体験談らしいです。でもちょっと時代にそぐわないんじゃないかなぁ。まぁ私が例に挙げたドラマもほとんどが20世紀のものだけれど。21世紀に入って作品数が減っているのは、彼女の描く女性像がやはり時代にそぐわなくなってきているせいなのかも、などと思います。すみませんね、再放送見ながら思ったんで元ネタが古くて。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.02.17

『Ray レイ』を観に行った

uni_ray_production_sm_2

レイ・チャールズは偉大なミュージシャンだ。
いくつかのヒット曲とそんな誰でも知ってる程度の知識しか持ち合わせていないけれど、偉大なミュージシャンの人生をざっと辿るつもりで『Ray レイ』を観に行った。
思っていた以上にいい映画だったと思う。

あらすじを書いてしまえば、貧困、肉親との死別、失明、成功、恋、ドラッグ、愛人、人種問題…とサクセスストーリーに欠かせないエピソードてんこ盛りだけれど、割り合いが上手く飽きなかった。ホントにあったことだしね。伝記を観るような、「押さえとこ」気分で行くと結構やられる。

不覚にも泣けてしまったのは母とのシーン。幼いレイを決して甘やかさず、厳しく育てたお母さんは強くて立派!!
それと音楽はやっぱりすばらしい。ライブやレコーディングのシーンがとても楽しい。レイ・チャールズの曲はあまりに有名で、たくさんの人がカバーしているので、そっち方面に疎い私はオリジナルがレイだとは映画を観るまで知らなかったものもいくつかあった。こんなにたくさんの曲を生み出していたんだなぁ。ただただ感心だ。昨年亡くなってしまったのが残念。

しかし子供が全部で12人もいたっていうのはビックリだ。天才で商売上手で気のいいレイはモテたんだなぁ。
ジェイミー・フォックスはレイ・チャールズが乗り移ったかのように、そしてとってもチャーミングに彼を演じていた。そりゃ賞も獲りますわ。

B00074C4NU.09.LZZZZZZZ
スーパー・ベスト
〜オリジナル・サウンドトラック:レイ

レイ・チャールズ

| | Comments (3) | TrackBack (0)

2005.02.16

『トニー滝谷』を観てきた

トニー滝谷』を観てきた。
切なーい映画だった。
『トニー滝谷』は村上春樹の短編だそうだが、私は読んだことがない。村上春樹の小説はあまり好みでないように思っている。といっても『風の歌を聴け』しか読んだことがないんだけど。『ノルウェイの森』も『ダンス・ダンス・ダンス』も読んでないし最近のなんだっけヒット作…も読んでいない。読んでみてもイイかなと思っている。『風の歌を聴け』を読んだのはたしか10代の終わり頃のことだったと思うので感じ方が変わっているかもしれない。彼のエッセイはおもしろいので好きだ。でもエッセイよりそのイラストを描いている安西水丸さんのほうが好きだったりする。

話を『トニー滝谷』に戻すと、とても静かで淡々とした語り口の映画だった。西島秀俊のナレーションと坂本龍一のピアノ曲も静かで優しい。
何より、独特のアングルとぼんやりした色調が好きだなぁと思った。
ぼんやりした空をスコーンとバックにしたトニー、とか、いーい感じの絵だなぁと思った。湯舟に浸かる絵とか、がらんとした部屋とか、窓から見える夜景とか、服が風になびく英子とか、おしゃれな靴を履いた足元とか。

すごく感じた。人生の空しさとか絶望とか喪失感とかそういうの。とっても救われないんだけど人生ってそんなものかもしれないっていう感じ。少しずつ記憶は薄れゆき、そのとき最終的に記憶に残っていたものが現在、形あるものだったことは、もしかして救いなのかもしれないとも思う。何でしょう、美しくも哀しいものを切り取って観せられたような気持ち。

宮沢りえは綺麗だなぁ。この人はいいこともつらいこともちゃんと消化して大人の女性になったんだろうなと思う。きっと年をとっても美しい女性であり続けるだろう。もしあんな華奢な身体、すらりと伸びた手足が私にあったなら、やはり服を買いまくるだろうと、映画とはまったく違う次元でそう思った。

イッセー尾形は今何歳なんだろう。
初めてテレビで観たのはたぶん20年以上前じゃないかと思うのだが、そのときとあまり印象が変わらない。昔からオッサン顔だった気がするのは彼が演じてきたキャラクターにサラリーマンのおじさんがあるからかもしれない。くるくる変わるキャラクターはお手の物だが、映画の中での学生時代の役はちとつらかった。実年齢より年上の、省三郎の役は巧みだったが。イヤ、でもやっぱり上手いです。

市川準監督の映画は…映画は、と語るほど観ていないが(これ3つめ)、好きだと思う。優しい。哀しいけど、突き放してはいないさじ加減という気がする。

| | Comments (0) | TrackBack (3)

2005.02.15

大掃除

年末の大掃除をしています。
本当は2004年の12月にやる予定でした。仕事を片付けてバタバタ帰省しちゃったのでできなかったの。それなら1月にやればよかったんだけど、風邪ひいてたり仕事忙しかったり歯が痛かったり眠かったりで今に至ります(こればっか)。おそうじ嫌いなんだよね〜。綺麗なところに住むのは好きなんだけど。しかし今日のニュースの特集で久しぶりに片付けられない人の部屋を見てしまい、久しぶりにやる気になりました。去年から出て来なくて手続きなどに窮している銀行の届け出印、出てくるかしら。
私は片づけが下手。ものが捨てられません。で、あった場所に戻すのも苦手。今度立ったときに戻そう…なんて思ってそのままってことが多いです。部屋の動線もよくない気がします。ああ、収納アドバイザーの人に相談に乗ってもらいたい。片づけようにもどこから手をつけていいかボ〜っと途方に暮れてしまいます。
もう、捨てられるものはどんどん捨てます。
この惨状をデジカメで撮ってアップしたら戒めになるかしらん。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.02.14

巷ではバレンタインのようだ

ずいぶんblogをサボってしまいましたが、ネタが切れたわけではないんですよ。
書きたいことはあったんだけど仕事が忙しかったり虫歯が痛かったりやたらと眠かったりで今に至ります。
そのうち埋めるように書くと思うので気がついたら読んでみてください。たぶんいつも程度につまんないけど。

今日はバレンタインデー。
書きながらひとり『あいのり』見てるってのは完全負け負けな状態ですが、もうそういう年間行事はどんどん遠のいていってもしかたがないといえばしかたがない。つまんないのっ。
バレンタインデーにまつわる思い出話でも書こうと思ったのだけどあんまり私は成功例がないみたいです。つきあっている彼にあげるんじゃない場合…告白ってことになる場合、失敗の思い出しかない。あ、うやむやで返事聞けず、ってのもあったな。他人の失敗談って読んで楽しいものだけど自分の失敗談を楽しく語る自信なし。昔のことなので自分は楽しいけどありきたりすぎてねぇ。

たぶん、私はこの先、バレンタインデーをきっかけにして告白することはもうないだろうと思います。ときめいてる10代のコたちがちょっとうらやましいなぁ。まぶしいぜっ。

ああん、まとまらない。久しぶりに書くと調子が出ません。
ま、リハビリリハビリ。って毎日書いてもこんなかんじだったっけ。

| | Comments (4) | TrackBack (0)

2005.01.20

ココログ新年会で会いましょう

22日、有明で開かれるココログ新年会に行くことにしました。
最初は行くつもりはなくてすっかり忘れていたんだけれど、blogを書いている人たちとコミュニケーションするいい機会だと思ったので、コメントを通して知り合った…というかまだ会ってないけど、*second message*のtakoさんを思いきって誘ってみました。
takoさんもちょうど都合がつく日だったようで、二人で行くことに決定〜。

立食だけど食べ物も出て室井佑月さんや吉井怜ちゃんが見られて桝井さんも来るし、ノベルティももらえて会費1000円ってちょっとおトクだと思いません? メインのココログブックスの表彰者にはお知り合いはいませんけども。
定員300人なのに20日夜まで締め切りを延ばしたりしてるということは、イマイチ集まりが悪いのかな? blogは個人運営のものだから他にどんな人が書いてるのかなぁとかみんなあまり興味がないのかもしれませんね。一人で参加するパーティって身の置きどころがなくて居心地悪い気もするし。映画にはひとりで行くの平気な私でもやはり。そうそう、花嫁しか知り合いのいない披露宴に参加するのは結構緊張するものですし、そんなかんじに近いかな。行ってしまえば楽しめてしまったりするものですけどね。

私はtakoさんと初顔合わせでドキドキですが、とっても楽しみでもあります。
行かれる方、これ読んでたら気軽に声かけてくださいね。って顔わからんか。目印にケロロ軍曹のコスプレで行くであります。ウソです。
迷っている方、今日締めきりですよ〜。

| | Comments (6) | TrackBack (2)

2005.01.18

ニフティ映画大賞inココログ 投票します

年末に発表した私設映画賞とダブるんですが、ご丁寧なコメントをいただきましたので張り切って日本映画、外国映画の両方に参加させていただきます。

『ニフティ映画大賞 投票フォーマット 』

 投票部門 日本映画

 [作品賞投票ルール]
 ・選出作品は10本まで
 ・持ち点合計は20点
 ・1作品に投票できる最大は10点まで

【作品賞】(投票枠は10本まで自由に増やして下さい)
  「きょうのできごと」   1点
  「花とアリス」   2点
  「深呼吸の必要」   3点
  「マインド・ゲーム」   3点
  「誰も知らない」   4点
  「オーバードライヴ」   1点
  「恋の門」   1点
  「笑の大学」   2点
  「ハウルの動く城」   3点
【コメント】
持ち点20はちと厳しいです。次点『ポータブル空港』。
-----------------------------------------------------------------

【監督賞】              作品名
   [宮崎駿] (「ハウルの動く城」)
【コメント】
   完成度が高いと思います。楽しめました。


【主演男優賞】
   [柳楽優弥] (「誰も知らない」)
【コメント】
   「きょうのできごと」の妻夫木聡も良かったです。


【主演女優賞】
   [蒼井優] (「花とアリス」)
【コメント】
  同じく「花とアリス」の鈴木杏ちゃんも良かったので迷いました。


【助演男優賞】
   [松尾スズキ] (「恋の門」)
【コメント】
   いやぁ、中年男の悲哀が良かったです。
   「きょうのできごと」、「オーバードライヴ」(これは主演だけど)の柏原収史、
   「深呼吸の必要」の谷原章介もいい味でした。


【助演女優賞】
   [小島聖] (「恋の門」)
【コメント】
   10代の頃のイメージしかなかったので艶っぽい演技に驚きました。


【新人賞(キャスト部門)】
   [柳楽優弥] (「誰も知らない」)
【コメント】
   泣けました。いい芝居するよなぁ。
  

【新人賞(スタッフ部門)】
   [松尾スズキ] (「恋の門」)
【コメント】
  楽しい映画に仕上がってました。初めての映画とは思えません。


【脚本賞】作品名
   「笑の大学」
【コメント】
  脚本家の力あってこその映画だったと思います。


【映像賞】
  「マインド・ゲーム」
【コメント】
  ストーリーも良かったけど絵的な疾走感がなんとも気持ちよかったです。アーティスティックで庶民的!


【音楽音響賞】
   「ハウルの動く城」
【コメント】
   久石氏の音楽が映像にマッチしてすばらしかったです。


以上日本映画部門でした〜。
続きまして外国部門に投票します。

 投票部門 外国映画

 [作品賞投票ルール]
 ・選出作品は10本まで
 ・持ち点合計は20点
 ・1作品に投票できる最大は10点まで

【作品賞】(投票枠は10本まで自由に増やして下さい)
  「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」   1点
  「スクール オブ ロック」   3点
  「ロスト・イン・トランスレーション」   3点
  「ビッグ・フィッシュ」  5点
  「21グラム」   2点
  「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」   4点
  「ヴィンセント」   1点
  「フランケンウィニー」   1点

【コメント】
  点数割り振るのが難しいです…。「ビッグ・フィッシュ」が一番ツボでした。

-----------------------------------------------------------------

【監督賞】              作品名
   [ティム・バートン] (「ビッグ・フィッシュ」「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」「ヴィンセント」「フランケンウィニー」)
【コメント】
  今年観たティム・バートンの作品は古いものもありましたがどれもとても楽しかったです。


【主演男優賞】
   [ジャック・ブラック] (「スクール オブ ロック」)
【コメント】
  すばらしくハマってました。他に考えられないほどの適役でした。
  「ビッグ・フィッシュ」のユアン・マクレガーも良かったです。

【主演女優賞】
   [ダイアン・キートン] (「恋愛適齢期」)
【コメント】
   若々しく、かわいらしく、私の知らない彼女のコメディエンヌぶりを堪能させていただきました。


【助演男優賞】
   [ベニチオ・デル・トロ] (「21グラム」)
【コメント】
   映画とともにずっしり重く印象に残る演技でした。


【助演女優賞】
   [サリー] (「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」)
【コメント】
   スイマセン、他に浮かばなくて。サリーかわいかったです。


【新人賞(キャスト部門)】
   [エヴァ・グリーン] (「ドリーマーズ」)
【コメント】
  無垢で妖艶。気になる女優さんです。


【新人賞(スタッフ部門)】
   [該当者なし] (「        」)
【コメント】
  スイマセン、どなたが新人か存じ上げませんので。


【脚本賞】作品名
   「ビッグ・フィッシュ」
【コメント】
   原作がいいのか、脚色がいいのかわかりませんが、ストーリーがとても好きです。


【映像賞】
  「ロスト・イン・トランスレーション」
【コメント】
  東京を美しく見せてくれてありがとう!


【音楽音響賞】
   「スクール オブ ロック」
【コメント】
   音楽の持つ力に感動しました。子供達の演奏もすばらしかったです。


以上です。今年もいい映画にたくさん出会えますように。

| | Comments (5) | TrackBack (2)

2005.01.17

注文の多くない料理店

旭川に帰省中、友達に「やまねこ軒」という洋食屋さんに連れて行ってもらった。
「やまねこ軒」。宮沢賢治の『注文の多い料理店』に出てくる「山猫軒」から名前をもらったんだろうと思う。
宮沢賢治は実はあまり得意ではない。小学生の時に『風の又三郎』を、もう少し大きくなってから『銀河鉄道の夜』を読んだけれど、どうも馴染めなくて。文体が個性的というか、ポエティックというか、起承転結がわかりにくく、頭の悪い子供には理解しにくかったのだ。
しかしその中にあって、『注文の多い料理店』はとても好きな話だった。短くてすぐ読めるし、わかりやすくゾッとするけどおもしろかった。他は『よだかの星』や『セロ弾きのゴーシュ』は好きだった。「児童文学」より「童話」が好きということかも。
そんなことを思い出しつつも、やまねこ軒はおいしく、ボリュームたっぷりの人気店だった。
私は海老フライセットを、友達はハンバーグのセットをオーダーした。ふたつともとっても大きいのが出てきた。帰省中で生活感が欠落したせいか、いくらだったか忘れてしまったけれど、大満足な値段であった。久しぶりに会った友達との会話がはずみ、待っているお客がいたのにもかかわらずついゆっくりコーヒーを飲んでしまった。

道がわからないので私はまた行けるかどうかわからないけれど、旭川においでの方はぜひどうぞ。

やまねこ軒
北海道旭川市流通団地2条2丁目 0166-47-8817
営業時間 午前11時−午後2時、午後5時−11時 火曜休

HPがTOPのみなのはしかたないとしても住所と電話くらい入れてほしかった…

| | Comments (2) | TrackBack (0)

2005.01.16

痩せるっ!

年末年始、飲んだり食ったリを繰り返していたらものすごく太ってしまった。
秋に温泉旅行へ行った時、異様に太って元に戻すのにずいぶん時間がかかったのに学習しない私だよ。年とともに基礎代謝が落ちているんだなぁと実感。そこで今年の目標として「痩せること」を掲げた。

認めたくないけど、身体を動かすことはあんまり好きじゃないみたいだ。中学から20代前半までバレーボールをやっていたので球技は大好き。でも運動が好きなんじゃなくて好きなのはゲーム。勝ったり負けたりのゲーム性が好きなのであって、身体を動かしていないと気が済まないとか、そういうスポーツ好きな人ではないのだ。そうなるとこの不規則な生活で身体を動かすのは難しい。仕事は常に座ったままのパソコンワークだ。球技の社会人チームに入っても毎週決まった曜日に参加することもできない。そこで数年前にスポーツジムの会員になったのだが、今ではすっかり幽霊会員だ。行きもしないのに会費だけが毎月引き落とされていく…。だいたいトレーニングって一番嫌いなのよね。だってつらいんだもん。自分との戦いが一番苦手。相手がいないと燃えないの。

かくしてこの体型はできあがったのであった。文句あるっ?

と威張っていてもしょうがないので、今年からは暇をみてジム通いを再開します。かなり見苦しいけど水着になって水泳もするさ。水着になるのは少し痩せてから、とか言ってたら一生プールに入れそうにない。脂肪の燃焼につとめます。

何がつらいって食事制限は一番つらい。でも私は食べ過ぎなんだろうなぁ。自分ではそう思わないけど。私は脂っこいものや甘いもの、それと炭水化物が大好きなのだ。で、残すのが嫌い。外食したらまず残さない。居酒屋さんなどで、みんなで食べるものが残ったからといって帰りがけにさらったりはしないけど、ひとりずつ食べるものだと絶対残さず食べちゃう。たとえどんぶりでごはんが出てこようとも。ああどうしたらいいの。

いっそ脂肪吸引してしまいたい。脂肪吸引で亡くなった方もいるけど、リバウンドしないならチャレンジしてみたいと真剣に考えたこともある。でも…先立つものがない。高いぞ脂肪吸引!

そこで安易に考えたのがサプリメント。今までもガルシニアやキトサンなどに手を出したが効果は薄かった。そこで気になったのがマイクロダイエット。広告で謳っているような効果は無理としても、以前『笑っていいとも!』の、変身した一般視聴者が参加するコーナーで、痩せましたって言う人はほとんどマイクロダイエットだったよな。そこで買いに行きましたよ、近所のドラッグストアに。でもほんとに値引きしないのね。通販価格と同じだった。マイクロダイエットは売れているのか、とっても殿様商売ね。あまりに値引きしないので公正取引委員会に聞いてみたいくらいだ。本当は多少の身銭を切らないとまた長続きしないと思ったけど、同じような商品が他に安くあったので、そっちにした。とりあえず15包入りを購入して、1日3食のうち1食をこれにすることにした。

これがねー、決しておいしくはないんだなぁ。粉を水で溶いて飲むんだけど、なんか甘ったるくていやだなぁ。バナナ味やココア味などいろいろあるんだけどねぇ…。きっと研究に研究を重ねてもっとも飲みやすい味になっているんだろうとは思うけど、う〜ん。ま、がまんして続けてみますわ。
効果があったらまた書きます。効果がなかったらこのままもう書かないと思うのでそっとしておいてね。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

2005.01.14

さよなら青少年科学館

私はプラネタリウムがちょい好きだ。
大好き、と胸を張れるほど足を運んでいないし、天文にも詳しくない。相変わらずオリオン座と北斗七星、カシオペア座くらいしか簡単に見つけられない。ただただ、暗く、快適な空調の中、リクライニングシートに寝そべって解説員の解説を聞きながら実際には観られないほどの美しい星空を眺めるのが心地よいのだ。
プラネタリウムっていいもんだと思ったのは東京に住んでから。渋谷の五島プラネタリウムに1年に1、2度位の割合で行っていた。平成13年、五島プラネタリウムの最終投影を最後に、閉鎖されてからは一度もプラネタリウムに行っていなかった。

kagakukan帰省中、旭川のプラネタリウムが1月いっぱいで閉鎖されると新聞で読んだ。プラネタリウムは青少年科学館の中にある。青少年科学館ごと7月に別の場所で新たにオープンするというのだ。私が子供の頃、初めて行ったプラネタリウムがなくなっちゃう…。ということで、見納めに青少年科学館に行ってみた。

そこはまるで時が止まったような空間だった。
青少年科学館に、最後に行ったのは中学生のときだったように思う。そのときすでに科学館はレトロなレトロな空間だった。しかし今もなおその姿を留めていようとは。
黄金バットが、人が通るとセンサーで反応して、ワハハハハハ、と笑うのだ。黄金バットって。小学生にわかるのか!? 20代でも知らないよなぁ。冬休み中だというのに中はガラガラだった。私と友人の他には小学生が3人。まぁこのセンスでは人は集まらないだろうな。この科学館ができた昭和38年当時の子供達はきっと目を輝かせて「科学」ってやつに触れたんだろうけど、そのときのまんまみたいだ。あまりに子供の頃のままなので私と友人は懐かしくて楽しかったけど。

投影時間が近付いて、プラネタリウムの中に入った。
せまーい! こんなに小さかったっけ。子供の頃の記憶では五島プラネタリウムと同じくらいの広さの感覚だったのに。椅子も堅くて軋んで、ちょっと窮屈なかんじ。
でも懐かしかった…。ぐるっと周りを囲む風景のシルエットは昔の旭川だ。解説は冬の星座オリオンや、牡牛座、冬の大三角とすばるのそばにいた彗星の話。それとなんでだったかトロイ戦争の伝説。去年映画『トロイ』を観たので細かな違いなど気にしつつ聞いた。その話の際使われたイラストが、どうにも「まんが描いたりするの好き」な昔の同人誌系の絵だったのにはいささか苦笑したが、まぁそれはそれで地方ならではの味。
投影が終了して、名残惜しく科学館を後にした。
サヨナラ科学館&プラネタリウム。

1月30日にはお別れイベントがあるようなのでお近くの方はぜひ。
旭川市青少年科学館

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.01.13

旭川

帰省して旭川に居た。
地元が寂びれていくのを見るのはなんともさびしい。人口は私が住んでいた頃から36万人と変化がないのに、なぜ街なかが閑散としているのだ? 考えてみた。
地元の人以外興味ないと思うけどちょいと語らせてください。旭川市は電車がない。もちろんJRは通っているけれど、一駅が長いので気軽な足というわけにはいかないのだ。市民の公共の交通手段はバスということになるが、どこの地方都市も車の所有率が高いように、旭川市民もかなりな確率で自家用車で動いている。駅前の中心街が恒久的に歩行者天国になっていて、車が止めにくいこともあるのか、車を持ってる人は郊外に買い物に行くようだ。車で動く人が多いということが、旭川の繁華街、通称サンロク街(3条6丁目界隈だから。山の麓じゃないよっ)の不景気にも関係していると思う。車の所有率が高まったのは昨日今日のことではないが、郊外型大型店がどんどん増えて、駅前の中心街に魅力がなくなったのかもしれない。去年メールチェックしに立ち寄ったまんが喫茶もつぶれてたし。どうしたら人が戻ってくるんだろう。きれいなイルミネーションも観る人が少ないとなんだか切ない。

金曜の夕方、セール中の街に出てみた。どこも客足が鈍い。
駅前の西武。ここは私が昔住んでいた頃よく買い物に出かけたデパート。こことOKUNOというファッションテナントビルが主なお買い物スポットだった。OKUNOも西武もテナントはずいぶん変わったけど、西武の古び方は目に余る。1階に若い販売員がいないのだ。失礼ながら50歳前後…以上。化粧品売り場はさすがに若いみたいだったけど、こちらはおそらく化粧品会社のBAだと思う。他の階もテナントの販売員は普通に若い女性だった。1階はデパートの玄関口。私はもっと華のある、若手社員を据えたほうがいいように思う。靴やバッグを勧める販売員が「これが流行ってますよ、お似合いですよ」と頑張っても、自分の母親みたいな年齢の人から若いコたちは買うだろうか。もちろん年齢なりの経験も役立つことは多いかもしれないし、年齢が高いからと仕事のできる人を辞めさせろと言うのではないけれど、もう少し若い人も置いてはどうだろうか。それとも今の西武は高齢者狙いなのかなぁ? 自分だって若くないのにこんなことを言うのはアレですが、なんかやっぱり地味な印象に思える。

地元を捨てた私があれこれ考えてもしかたないのだけれど、もしかして夏はもっと活気があるのかもしれない。旭川の冬は厳しい。温暖化で昔ほどじゃないけど。昔はマイナス20°なんてザラだった。午前6時の気象庁発表の気温がマイナス19.6°以下になると学校は授業開始が1時間遅れ。そんなことが年に何度もあった。今は滅多にないみたいだ。地球規模で言うと温暖化は相当まずいことだけど、旭川あたりではむしろ歓迎してるんじゃないだろうか。不謹慎なことを言えば本気で温暖化防止に協力する気に、あまりならないんじゃないかな。
話が逸れたが、冬は寒くて家に居るだけで、春がくると街なかもそこそこのにぎわいを見せるのかもしれない。そうあってほしいと思った。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

2005.01.12

年頭の目標

110です。
12月の初旬にひいた風邪がまだ治らんとです。
帰っております。そろそろ復帰しないとね。長い休みでした。
ひたすら食べて寝て食べて寝てゴロゴロテレビ見て遊びに行って…を10日以上繰り返しました。
ま、それはそのうちゆるゆる書くとして。書かないかもだけど。

年頭にあたり(元旦の記事は年末に書いたのだ)、今年の目標を発表!
…興味ない? すみません。

・痩せる
・所得倍増
・映画30本以上劇場で観る
・年末の大掃除を終わらせる
・なんかこう幸せになる

以上5つ。5番目が曖昧ですが去年と比較してちょっぴり多めに幸せだと思いたいですね。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

2005.01.01

明けましておめでとうございます

_105

私帰省中につき、その間アクセスできませんのでコメントの返事などが非常に遅くなります。
戻り次第お返事しますのでよろしくお願いいたします。
のんびり休んで帰りは12日です。いいでしょう、うふ。その間もちろんノーギャラですけどね。
では本年もよろしくお願いいたします。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

2004.12.31

私の重大ニュース

今頃私は実家で母につきあい紅白歌合戦見てるかな。
まことに私事ではございますが今年を振り返り、「私の重大ニュース」なんぞ。

・blogを始めた
 2月に始めたblogでたくさんの方からコメントやトラックバックをいただき、
 さまざまな出会いがあり、とても楽しい毎日でした。

・尿管結石になった
 おかげさまで軽く済みましたが最近風邪ひく以外病気ってしていなかったので自分でビックリ。
 年ですかいのぅ。

・彼氏と別れた
 フン、もう忘れたさっ。短かったなぁ…。

以上、あんまりよくないこともあったのですが、blogが楽しかったのでプラスでした。
来年はもっといい年になりますように。

ではみなさんよいお年を。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.12.30

第1回110映画祭

みなさんこんばんは!
暮れも押し迫ってまいりました。
第1回110映画祭、映画賞の発表を行いたいと思います。
選考基準は私が今年映画館で観た映画作品31作からとなっています。
ノミネート作品は以下の通りです。

ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
恋愛適齢期
きょうのできごと
花とアリス
幸せになるためのイタリア語講座
スクール オブ ロック
トロイ
ロスト・イン・トランスレーション
ビッグ・フィッシュ
21グラム
赤目四十ハ瀧心中未遂
深呼吸の必要
キューティーハニー
ポータブル空港
ラブドガン
マインド・ゲーム
ドリーマーズ
16歳の合衆国
華氏911
誰も知らない
珈琲時光
モナリザ・スマイル
父、帰る
オーバードライヴ
恋の門
コマネコ#3
ナイトメアー・ビフォア・クリスマス
ヴィンセント
フランケンウィニー
笑の大学
ハウルの動く城

うーん、偏っているような節操がないようなセレクトですね。
それでは映画賞の発表です!


男優賞
ジャック・ブラック『スクール オブ ロック』

女優賞
ダイアン・キートン『恋愛適齢期』

アニメ部門賞
マインド・ゲーム

邦画部門賞
誰も知らない

脚本賞
三谷幸喜『笑の大学』

音楽賞
久石譲『ハウルの動く城』

監督賞
ティム・バートン『ビッグ・フィッシュ』『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』『ヴィンセント』『フランケンウィニー』


そして作品賞は!

ドロロロロロロロ…(ドラムロール)


『ビッグ・フィッシュ』です!!


総評
ショートフィルムも含めて年間30作品というのは私にしてはとても多く観た年でした。それでも観たかったのに観逃してしまった作品がたくさんありました。来年はもっと劇場に足を運びたいと思います。
男優賞…いい俳優さんがたくさんいるのでとても迷いましたが、『スクール オブ ロック』はジャック・ブラックでなくてはあの味は出なかったであろうということで、決定しました。『きょうのできごと』の妻夫木聡、『誰も知らない』の柳楽優弥、『21グラム』のベニチオ・デル・トロも印象的でした。
女優賞…こちらはスンナリ。ダイアン・キートンは若くてかわいくて魅力的でした。『花とアリス』の鈴木杏と蒼井優、『恋の門』の小島聖もよかったと思います。
アニメ部門賞…ティム・バートンも宮崎駿もすばらしいのですが、『マインド・ゲーム』がツボでした。ティム・バートンや宮崎駿は放っておいてもたくさんの人が観るので、『マインド・ゲーム』もぜひ観てね、というかんじ。
邦画部門賞…『誰も知らない』は今年一番重かった邦画。胸が詰まりました。
脚本賞…すばらしい脚本だったと思います。いい話だっ!
音楽賞…この音楽なくしては『ハウルの動く城』の世界は成り立ちませんでした。
監督賞…今年たくさん観たこともあり…。ティム・バートン監督作が全部おもしろかったので監督の才能だと思いました。
作品賞…本当に、心に残る大好きな作品です。
今年は良い作品にたくさんめぐり合えて幸せな年でした。

| | Comments (2) | TrackBack (1)

2004.12.21

年賀状できた?

いつのまにやらもう冬至。
カボチャ食べなくちゃな。作ってる暇がないので(blog書く暇はある)パンプキンプリン買って食べよう。

みなさん年賀状はもうできましたか? 私はまだ。
年賀状は毎年とっても苦労する。ハガキは発売された頃にちゃんと買っておいたのに、なぜこういつもギリギリになるまで放っておいちゃうんだろう。どんなのを作ろうか、構想を始めるのは10月くらいからなんだけどちっとも行動に移さない。
なぜ年賀状がこうも億劫なのかというと、その図案製作に大変なプレッシャーを感じるからだ。私はこう見えてもデザインを生業にしておるので、作るからには、
「おお、さすがプロの年賀状!」
と褒められたいというヤラシイ根性があって、それがいつも創作を阻むのだ。
これが仕事ならなんとしても作るんだけど、自分のとなるとついついあとまわし。

「こう見えても」と書いたが、お会いしたことのない方のために解説すると、初対面の人に
「私の職業何だと思う?」
と聞いたらきっと、
「新興宗教の熱心な信者?」
と言われるのではないかと思う程地味な幸せ薄い外見だ。新興宗教の熱心な信者は職業ではないけど。あ、でも信者にしちゃ肉付きが良すぎるか。煩悩だらけだ。新興宗教の熱心な信者さんごめんなさいよ。
そもそもデザイナーってやつはピンキリで、いかにもお洒落な切れ者で、バンバン仕事して、夜な夜な遊び歩き、いったいいつ寝てるんだ? なんて言われる人から、ダラダラ夜中まで仕事して、頭悪そうな顔してテレビ見ながら毒づき、いまだにMacのモニターまわりにチョコエッグのフィギュア並べてるタイプまでいるのだ。…何見てんのよっ!!

話がそれた。
その、ヤラシイ根性はあるものの、“なんちゃってデザイナー”として愛嬌だけで世渡りして来た私は絵も下手なので、悩んだ挙げ句いつも時間切れになって、こうなりゃタイポグラフィーと色彩構成で勝負! と、創作時間10分という結局手抜きな年賀状を作ってしまう。や、もちろん我が家のヘッポコプリンタでプリントするには膨大な時間がかかるし、必ずハガキには一枚ずつ手書きで一言添えるようにしているのだが、その時間は抜きにすると10分くらい。今年もそうなりそうな予感…。

ダラダラ言い訳を書きましたが来年の年賀状もおそらくヘボいけど許してね、というごあいさつでした。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

2004.12.20

最近検索ワード見て思ったこと

私はココログプラスで契約しているので、アクセス解析をよく見ています。
見たからといってアクセスアップに役立てようとかあまり真剣に考えてはいませんが、たまにアクセスワードを見て、
「そうか、この情報をみなさん欲しがってるのね」
と、記事に情報を追加したりすることもあります。
たとえば、“○○(ショップ名) 地図”というフレーズで来てくださる方が多ければ、地図を探してリンクしたり。
でも役立てる側面より、本人が、ふ〜ん、と楽しんでるだけのことが多いですけど。
どのサーチエンジンから辿ったかはわかっても、どこのどなたが見に来たとか、そんな情報はわからないので安心して見に来てくださいね。

私のblogで最近多い検索ワードが、「ナイロン100℃ 消失」です。
「大人計画 イケニエの人」の100倍くらい多いです。
すごくおもしろい芝居だったので良かったと感想を書いたのです。読んでいただいた方ありがとう。でもおそらく感想を求めて来られた方々がたくさんいるでしょうに、コメントもトラックバックもないというのは、私のショボい文には到底共感できなかったということかしらん。共感していただける文が書けるよう精進いたします。

今日すごく気になったのが、「渡辺満里奈 空港 バッグの中」。
ん? 満里奈さん空港の検査で何かひっかかったのか? と思い、私も同じフレーズで検索してみたら一番トップに私のblogがでてきました。私のblogの11月の記事全部ひっくるめるとこの単語は出てきますが、バラバラの記事ですから、検索された方が求めた情報が得られなくてごめんなさいね。でも他を探してもそのような情報はありませんでしたけど。
もしかしたら、都市伝説じゃないっすかね? 友達から聞いた妙なうわさ話じゃない? だとしたらそれ、ガセネタですから。うそうそ。その手の話は柏原芳恵がアイドル歌手だったころから幾度となくアイドルの名前を変えて聞いたことがあります。なぜすでにすっかりアイドル卒業の満里奈さんが対象かわからないけど。あややあたりで、まことしやかにそんな噂が流れてるならわかるけど。オチはこうです。
「え〜、私ばっかりひどい。ミキティだって使ってるのにぃ」。

私の連想が大はずれだったらごめんなさい。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.12.19

好きなおでんだねベスト5

私って〜、おでんが大好きじゃないですかー。(知るか)
冬になると大きなお鍋にどっさり作って、温め直しながら何日にもわたって食べ続けたりしています。
そんなわけでして、私の好きなおでんだねベスト5の発表です!


1位 大根

2位 巾着

3位 卵

4位 こんにゃく

5位 はんぺん

次点 ちくわぶ

解説 
1位大根ははずせません。これがないと、おでんが成立しないほど重要です。柔らかくつゆがしみた大根は、おでんの王様です。

2位の巾着は、一般的に知られる餅入り巾着ではありません。母直伝のそれは、豚のひき肉・しらたきの荒みじん・山菜の水煮(わらび、竹の子、きのこなど)を混ぜたものが入っています。これがめちゃめちゃおいしいのです。読んでいる方、ぜひ一度お試しください。

3位の卵も欠かせません。何回も温めなおしているうちにどんどんつゆがしみていいかんじになってきます。ラーメン屋さんの煮卵みたいに白身につゆがしみていて、黄身は半熟だったら最高なんだけど、コチコチの堅茹でになってしまうのがちと残念。また、我が家はおでん用の四角い仕分け付きの鍋などないので温め直していると卵がどんどん傷だらけになってしまい、下手すると割れてつゆが濁ってしまうのが残念。でも大好き。

4位のこんにゃくは、実は強い思い入れは特にないのですが、絵的には欲しいところ。こんにゃくといえばやはり三角のこんにゃく。最近はボール型のをよく使ってますが、おでんはついついカロリーオーバーになってしまいがちなので低カロリーなこんにゃくで調整する意味もあります。

5位のはんぺんも強いこだわりはありませんが、絵的に必要。その昔、おでんが大好きなマンガのキャラクターが持っていた串に刺したおでんも、三角、円、四角で、たぶん三角はこんにゃく、円は大根、四角ははんぺんではないかと想像しています。強いこだわりがないとは言っても、ふわふわに膨れたはんぺんはなかなかおいしいものです。ただしこれは煮過ぎるとつぶれてべったんこのなってしまうので、食べる分だけその都度鍋に追加するのがおいしいように思います。

次点のちくわぶは逆に、煮過ぎてずるずるになったのが好きです。型が崩れて原形をなくしかけているようなのが。ただ、これは小麦粉の固まりのようなものなので、おなかにたまりやすく、すぐ満腹になってしまうのでそんなにたくさん食べなくていいって思うのです。太る〜って感じもするのでほどほどにしています。

案外自分には練り物に興味がないことがわかりました。おでんによく登場する、つみれやかまぼこ、ちくわなどは、私はなくても平気です。たまにウインナー巻きを買って入れたりしますが、ウインナーが好きなのであって、かまぼこに強い興味はないので、最近はウインナーだけ入れてみることもあります。ウインナー巻きに付いてるウインナー、うちのそばで売ってるヤツあまりおいしくないし。選には漏れましたが昆布は欠かせませんね。あと、必ず入れるわけではありませんが、牛スジも好きです。実家では牛スジは入っていませんでした。それと巾着とダブるので入れませんでしたが、私は揚げの類いが大好きなので、揚げボールや厚揚げもよく入れています。アツアツの揚げのジューシィさがたまりません。

みなさんはどんなおでんだねがお好み?

| | Comments (4) | TrackBack (0)

2004.12.18

出身都道府県と性格

東京に住んでいると、さまざまな地方からやってきた人と知り合う機会がある。
割合はやはり関東近郊の人が多いが、四国や九州、沖縄出身の人と知り合うことだってある。たぶん、各都道府県全部の人と知り合ったと思う。交流が続いているわけではないけど。

私は北海道出身なのだが、それ程親しくない人に、ある時
「北海道の人って変な人が多いよね」
と言われたことがある。
自分の知り合いの北海道出身者を3人を挙げて、いかに奇行が多く、能力が低く、駄目な人間であったか切々と語られてしまった。この人の中での北海道民のイメージって最悪なんだろうなぁ。

その人に限らず、知り合った中で「この人苦手だな」と思う人が3人いたとして、その3人が同じ県の出身だと、その県全体が苦手な気がしてしまうことってない? たった3人苦手なタイプの人がいるだけで、「○○県の人とは性格が合わない」と思ってしまうってこと。4人目に知り合ったその県の出身者が好人物でも、その印象はなかなか変えることができない。
私は出身都道府県による性格の傾向ってなんとなくあると思っている。もちろん全員がそうではないにしても、自分の経験上、それを感じることがある。それは世間一般で言われている傾向と必ずしも同じではない。もちろん長所、短所含めて。でもそれはただの思い込みかもしれない。なんといってもサンプル数が少なすぎ。その土地に行ってしばらく住んでみたというわけではないし、最初に会った人たちでなんとなく決まってしまうし。
おそらくこういったカテゴリー分けが好きなんだな。星座とか血液型とか、運勢は気にしないけど性格判断はわりと納得している。人間それ程単純じゃないし、おもしろいけどあんまりいいことじゃないかもしれないなとたまに思う。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

«年末ジャンボ買った?